見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
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面白かったー。
程よくハラハラ、程よく笑えて、後味もそんなに悪くない。
テーマとしてはまとめきるのが難しいというか、下手すると超B級になりやすそうな題材だったと思うけど、いいバランスでまとめてあったなあっていう印象でした。何様だ。
男女の入れ替わりストーリーとしては、もう日本ではだれに聞いても「君の名は」っていいそうですが、今回のあらすじを聞いて一瞬あたまをよぎったのは、舘ひろし・新垣結衣主演のドラマ「パパとムスメの7日間」を思い出しました。
中年男性とJKの入れ替わり。
入れ替わった双方の演技も気になるところでしたが、今回演じたヴィンス・ヴォーンとキャスリン・ニュートンは二人ともすごかったです。
正直、鑑賞歴の浅さから二人ともあんまり知らなかったけど、これは記憶に残りました。
さえない学生ミリーのさえなさ加減(家族のことで悩んでたり、数少ない友人との絡みとかも)がリアルで「アメリカの学園ものでよく見るやつだー」って思いました。それくらいハマってました。
そんな彼女が色々あって中身が殺人鬼になってからの変容っぷりもすごかった。
それまでのさえない学生から、一瞬でカリスマモデルみたいな。立ち居振る舞いもそうだけど、目つきの変わり方にドキっとする。
一方で、その殺人鬼が色々あってJKになるわけだけど、これまたすごいのね。
古代の剣に導かれるように殺人をしていた動きからは一転、一目みただけで「ひ弱」な感じが出せてるのほんとすごい。
歩き方、指先までの使い方、声のトーンまで。
この二人を見てるだけでも面白いんですが、やっぱブッチャーミリーとナイラ、ジョシュの3人組も面白かったね。
入れ替わり物ってなんとかバレないように話を進めるのが多い印象ですが、今作では仲のいい友達とひと悶着あったものの、入れ替わっていることを認識したうえで解決するために奔走するっていう流れ。個人的にはこの流れは結構好き。最初理解するまで揉めるあたりも。
トイレでの下話も適度にくだらなくて笑えたので〇。
あとは、ブッカーがいい男すぎてびっくりするわ。
「見た目じゃなくて中身」っていう要素もあるけど、やっぱり見た目中年おじさんとキスできるのって漢すぎない?
最後の展開。
何がどうなって生きてた?って思ったし、「あーこれで結局」って思ったけど、そうきたか!ってなりました。
なかなかに衝撃的なシーンでしたが、これはこれでちゃんと区切りがついたのでよかったかな。
思ったよりも残虐な殺人シーンはなかったけど、逆にそれでよかったかも。
「ハッピーデスデイ」シリーズもいつか見たい。
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