見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
汚い映画だった(誉め言葉?)。
いや、この監督、好みではないけど見ちゃう系かもしれない。
といっても過去作は「ザ・スクエア-思いやりの聖域-」だけなんだけど。
個人的に思ったのは「気まずさ」を描かせたらピカイチ。当事者であっても、傍観者であっても、できることならその場から逃げ出したい、って容易に思わせるくらい妙に生々しい気まずいシーンが印象的。
描かれている内容としては、金持ちの上流階級と労働者階級との関係性ってことなんだろうけど、自分自身深く考えたことないから、いまいち劇中で描かれていることの本質をくみ取ることができていない気がして申し訳ない気持ちが少し。
あらすじ読んだ感じでは、遭難して島でヒエラルキーが逆転するところからが本番で、そこから色々あるのかと思っていたら、全体を通して同じくらい(2章が長く感じたけど)の配分だったような気がする。
特にその2章が衝撃的でしたね。
あれは、みんな泳ぐのよ夫人がクルーを駆り出したせいで食材がダメになって集団食中毒と船大荒れのダブルパンチで、逃げ場のない地獄になっちゃったってことかね。食中毒はいいすぎか?
あの辺はわかりやすく皮肉ってたからわかりやすかったけど。武器製造夫妻が自社製品で爆死するとことかね。
最後のエレベータは「キューブ」みたいなソリッドシチュエーション的なものを感じたけど、あれほんとにリゾート地か?って思っちゃった。
あのエレベータほんとにちゃんとしたところと繋がってる?って。
そしてあの島についてからの色々は「LOST」味を感じましたね。
結局、「生き残る力」が強いやつが頂点にたつのね。それがどんな力であれ。
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