~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

魔女がいっぱい

2020年12月20日 07時37分34秒 | 映画

見てきました。

 

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

 

楽しい映画でした。

原作は知らなかったけど、「チャーリーとチョコレート工場」と同じ作者と聞いて、「ははーん、なるほど」と何となく作品の雰囲気を想像しましたが、意外と当たってました。

子供向けなファンタジー要素ありの物語だったけど、部分的にはなかなかショッキングな面もありましたね。子供相手にも容赦ないあたりとかも。

 

自分が小学生くらいのときにこれを見てたら、結構長い間「面白い映画」として記憶に残りそうだなって思いました。

 

 

とにかく魔女の見た目がすごい。

今までの「魔女」といえば、老婆だったり鷲鼻だったり怪しかったり不気味だったりしたけど、その中でも群を抜いてショッキングな見た目でした。

スキンヘッドで指は3本、足は指が切り落とされたような見た目で口は耳元まで裂けている。

それでもアン・ハサウェイのなんとまあ美しい人だこと。

でも大魔女はまじでご遠慮願います。

 

ホテルで一同に会したとき、席に着くときに謎の交差しながら移動してたのでちょっと笑いました。

全員集合は怖いはずなのに、どことなく可笑しい感じも良かったです。拍手みたいに指ならすのは「気持ち悪っ」て思っちゃいましたけど笑。

スープ食べてネズミになるとこは、「キングスマン」で頭ポーンしちゃうとこみたいで、起きていることはショッキングなんだけど空中に発射される面白い絵面というギャップ。俺が頭がついていかないパターンでした。

 

 

オクタヴィア・スペンサーのおばあちゃんはとてもよかったです。

ユーモラスで陽気で、でも悲しいことはしっかり受け止めて前を向く力があって、素敵の一言に尽きます。

 

 

そして、ネズミになっちゃった主人公とその少年、ネズミに変えられていた少女は最後はみんな人間にもどってハッピーエンドかと思っていましたが、おばあちゃんの尽力でも元には戻せず、そのままネズミとして生きていくことに。

こういうエンドは「チャーリーと~」でもあったなって思いました。工場内で色んな目に会った子供たちがそのまま出てくるところ。

 

 

猫かわいかった。


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