見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
やっぱり自分には少し「違うかなあ」って思うような映画でした。
この映画がどうってよりも、
・「禁断の恋愛を描いた」みたいなものが合わない
・フィクションの「LGBTの純恋愛」みたいなものが合わない
・「フランス映画の恋愛もの」が合わない
のどれかかなあって思いました。
30になってもつるんでる仲間内での友情が恋心に変わるとき、を描いていたと思うんだけど、それ以外の要素に強く違和感を感じてしまい、純粋に受け取り切れず…。
30になっても親まで一緒なの、とか。そしてその親の描き方も、まあ面倒くさそうな感じでね。マキシム親子はまだ問題を抱える親子像なのはいいんだけどマティアスの親とかリヴェットの親とか。
主にマティアスなんだけど、ガチ怒りしてるのか冗談に付き合ってるのかわかんね、とか。これは長年の付き合いからわかる関係なんだろうけど、マティアスの仏頂面と声の荒らげ方が苦手だったかも。
でも、なんかわかるなあって思ったのは、キスしたその夜、どうにも寝付けずにやりようのないエネルギーをひたすら泳いでみたりとか、昔からの幼馴染に対しての言葉にできない感情とか、そんな自分に対しての嫌悪感とか、いろんな感情がないまぜになって、つい思ってもいない暴言を吐いてしまったりだとか。
こういったところには純な要素を感じました。
あ、でもその後めっちゃ求め合うの見て、もう付き合っちまえよって思ったけど、そう単純ではないのねって。
正直最後の推薦書の下りは、マキシムがその真相を知ったときの反応を見るに、「そこまでして『自分を離したくない』と思ってくれていたのか」っていう反応だったのかなあ、と。好意的に解釈しすぎでは?って思ってしまった。
と、なんか色々考えてしまいましたわ。
だから話題にもなってた「君の名前で僕を呼んで」は見てないけど、たぶん同じ感じに「合わないなあ」って思ってたかも、と。
ていうか単純にこういうLGBTものって「※イケメンに限る」みたいなとこないですか?あとやたらドラマチックに描きすぎっていうところ。
それなら「愛と法」くらいドキュメンタリーなほうが刺さるものがあるかなって思いました。国籍の違いもあるのかな?
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