見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
きっっっっっっっついな。
これ以上ないくらい嫌な予感はしたし、そうならないでくれと必死に願ったけど、そう甘くはないよな、と。
あの音を想像したけど、いざ聴こえたときに軽く飛び跳ねるくらい身体がビクッとしてしまいました。
子供を育てる、もとい、人一人育てるって凄いことなんだな、と思うと当時に、育ててくれた親に感謝の気持。
しかし、ニコラスの気持ちも分からなくないのが現状。幸い、自分の体を傷つけたりしないで済んでいるけど、何かが違ったらニコラスのようになっていたのかもしれない。
わかるよ。なんて簡単に言えるものじゃないかもしれないけど。
自分に何ができるのだろう。
自分は何ができるのだろう。
こんな自分は誰に求められるのだろう。
誰にも求められない自分はいったい何者なのだろう。
自分がいる意味ってなんだろう。
自分の価値ってなんだろう。
自分がいて良かったことがあっただろうか。
いないほうが良かったのではないだろうか。
いっそ。
ピーターもニコラスも、きっとどこにでもいるし、この話のようなことはどこにでも起こり得るだろう。
完全な答えがないのは難しいなあ。
親と子である以前に一人の人間同士。
血が繋がっているから何でも解るなんてのは自惚れ。
話すこと。
聞くこと。
受け止めること。
受け入れること。
与えること。
寄り添うこと。
信じること。
乗り越えること。
必要なことは何だ。
追記
パンフレットにて、最終盤のあのシーンは銃声なしのリハと伝えていたところを一発撮りだったとのこと。
本物じゃん…。