見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
これは違うのかもしれないけど、「産む苦しみ」みたいなものを知らない俺からしたら、あんまりよくわかんなかったです。
どのキャラクターにも感情移入できず。
横山みたいな人を「人間臭くて良い」とする声も見ましたが、個人的には「ただただ近寄りたくないやつ」にしか写らず。
主人公の沢田も、「描きたい気持ちは誰にも止められないから」と涙していたが、「え?結局描いてたの、周りに合わせて描いてた◯じゃね?」と思ってしまい、のれず。
その後に自分の描きたい絵を描くのは、まあそうなんだけど。
もっと「自分の描きたい絵」と「周りに描かされる◯」との間での葛藤が欲しかった。
最後のモーが◯を求めるところは正直「え、そこで描かせるんだ…」と思ってしまいました。
芸術に携わってる人とか、俺の人生なんでか上手くいかないなぁと思う人とか、挫折を味わって妥協してしまった人とか、そんな人には何か刺さるものがあるのかな。
キャスト人の演技は良かったですね。
まじで関わりたくないなと思わせる綾野剛。
怪しい古物商?の片桐はいり。
着物と露骨に良さそうなスニーカー履いてるギャラリーオーナーの小林聡美。
でも、真面目に働くミャンマー人青年に森崎ウィン使うのは、なんか違和感を感じてしまった。もちろんパーソナルな部分では通じるところがあるのだろうけど。
あとみんなで「まるー!」ってやるのは白鶴すぎました。