くまさんの日常

日々の出来事をつれづれなるままに書き連ねています。治療院の裏話や本音がにじみ出るかも

加齢と老化に関する一考察

2009-03-03 09:35:19 | 治療院
30代以降になると、同窓会の写真が面白いことになりませんか?
同窓会ですから当然同じ年の方が集まるはずですよね?
それなのに、どうみてもあんたそりゃ老け過ぎでないかい、とか。周りに比べると妙に若々しい人がいたりしますよね?

実際、僕はどうやら同じ年の人と並べると「若く見える」らしいです(年齢不詳って話しもあり(笑))

どうしてこういった差が生まれるのでしょう?

そうそう、ひさしぶりに会った知り合いがはつらつと若返っているのをみてびっくりしたことってありませんか?

思うに(いろんな本を読んで感じたのですが)これには理由があるんですね。

ひとくちに「歳を取った」といいますけど、これには二つの側面があると思います。

1)肉体の老化
2)精神の老化

1)は、細かくみると二つあって
*生まれてからの時間が経過したことによる細胞レベルの変化
*日常生活の影響による変化

さてここで言葉を整理したいと思います。

【加齢】 生まれてからの年月
【老化】 精神や生活による消耗

例えば80代になっても活発に元気ではつらつと様々なことをしていらっしゃる方々、これは「加齢」してはいますがこころは「老化」していないと言えるでしょう。わかりやすく言えば「気持ちが若い」わけですね。
それに比べて60代なのに妙によぼよぼしている人たちもいます。

この両者の違いはなんだろう? と、くまあたまをしぼってみたところ、こんな感じかなと。

わかりやすいところでは日常使う言葉の違い考えていることの違いの2点が挙げられます。

加齢しているだけの方々は、日頃から「たのしい、うれしい」などの気持ちが湧いてくるような言葉遣いをします。
老化している方は「つらい、しんどい、どうせ」などあまりいい気持ちがわかない言葉遣いです。

「この腰が痛いのは、いままでのムリがたたったからしょうがない」
「腰が痛いけどこれはきっと、こないだ草むしりしたからかな? さっぱりした庭を見ながらのんびりしていれば治るだろう」

てなぐあい。

老け込んでいた方がなにかの出来事があって、楽しさを感じ始めると急に若返ったりします。ほんとうに、しわが減ったり肌がつやつやしてはつらつと不思議なぐらい急速に変化します。

いまからで十分、充実した人生を過ごすために「言霊使い」になってみましょう。
加齢は平等に訪れますが、老化はどうにでもコントロールできます。まずは日常のことばを「うれしい、たのしい、しあわせ」な感情が伴うものに変えてみませんか?

あとは貴方次第、やるか やらないか だけです。