生協の注文しなきゃとか
これ以上小説練ってたらまたアップできなくなるからblogにアップするぞとか
考えつつやる気出なくてネットの海を彷徨ってたらこんな時間に。
今脳内がもふもふで満たされてます。
最近ココナツ(ここだ)萌えしてますが、創作する気はないのでご安心を。
+++ 安心度の目安 +++
携帯の待ち受けを自分で描いたハピ★ラキロココにして
事あるごとに穴が開くほど見詰めてニヤニヤしとります。
へ・・・へんたい・・・
旦那にバレたらコワイぜ!とドキドキしつつもやめられない。
え・・・M・・・?
「Read More…」以降に久々にお話をアップしてみました。
でもごめんなさい!
以前アップしたアンドロココのお話は、もうちょっとお待ちくださいませ。
ほんの思い付きででDVD見たらどうしても納得いかなくなっちゃって(汗)
もう少しBM史についてべんきょうしなくては。
なのでまったく別の話をアップすることにしました。
先日の日記に書いた「どす黒くて血生臭くて最後はエロい話」です。
タイトルは暫定(またか)、内容は突込み所満載ですが
このままだとまた何もしないうちに時間取れなくなりそうなので
とりあへずできることからやろうかと。
ただ「どす黒くて血生臭くて最後はエロい話」なので
そういうのはお好みでない方はお気を付け下さい。
興味のある方オッケーな方は是非読んでみてくださいねッ。
このお話には過激な表現が含まれておりますのでご注意ください
迷いの森
ヘッドロココ一行は、深い森の中を彷徨っていた。
もうどれくらいの時間をこの森の中で過ごしただろう。まるで白夜のように日没の訪れない、この森の中で。
時折見上げる空は常に同じ薄灰色の雲に覆われており、それ以上晴れもせず、陰りもせず。
そして、寒い。
吐く息が時折、微かに白く見える。
彼等は砂漠で用いていた申し訳程度の薄布の外套に身を包み、肩を寄せ合いなら言葉少なに先を急いだ。が、無論そんな物で寒さを凌げる筈もなく、寒さは彼らの肢体を悴ませると同時に容赦なく体力を奪っていった。
「一体どこまでこの森は続いてるんだ・・・」
口火を切ったのは神帝男ジャックだった。
ヤマト神帝が空を見上げつつ、それに続いた。
「それに、いつになったら日が暮れるんだ。もうとっくに日が暮れてもおかしくないのに」
「もう手も足も凍えて痺れて動けませんの。体を温めたいですの・・・」
アローエンジェルは少しでも暖を取ろうと蹲り、震えながら言うと手に息を吐きかけた。
疲労がピークに達し口々に零し始めた仲間達を制すように、緊張した面持ちで神帝ピーターが言った。
「おい、この森・・・何か奇怪しくないか?」
「え・・・?」
それぞれが辺りを見回し、空を見上げ、やっと異変を感じ取る。
「そう言われてみれば・・・・・・」
えも言われぬ嫌な感じが、徐々に周囲に立ち込めてくる。
先刻から微かな異変を肌で感じ取っていたヘッドロココは、歩みを止めると周囲を警戒するように視線を配りながら静かに言った。
「神帝ピーターの言う通り、確かにこの森はどこか奇怪しい・・・邪気が徐々に増してきている」
その時、突然異変は起きた。
周囲の空間が捻じ曲がり亜空間へと変貌すると同時に、これまでに無いほど多勢の悪魔が現れた。
「しまった、罠だ!!」
神帝フッドの声と共に素早く剣と楯を構えつつ円陣を組み、各自戦闘に備えたのだが、既に夥しい数の悪魔に取り囲まれていて身動きが取れない。下手に攻撃に出れば円陣は崩れ、たちまち個対多数の戦いになってしまうのは目に見えている。
そしてそれを狙っているのかのように、敵は包囲していても攻撃を仕掛けてくる様子はない。睨み合いが続いた。
「これでは迂闊に動く事もできない。どうすれば・・・ヘッドロココ様!」
「「「「「「「ヘッドロココ様!!」」」」」」」
牛若神帝の声につられ、一同が共鳴する。
ヘッドロココは剣を構えて敵を見据えたまま、暫しの間思い巡らせた。
このまま敵が仕掛けるのを待つべきか?
否、敵の攻撃を待ち続けたとして、長時間に渡ればいずれ疲弊して隙ができ、結果的に袋叩きにされてしまうだろう。それなら少しでも余力があるうちに・・・
「楯を前に構えッ!聖戦衣乱波!!」
ヘッドロココの掛け声と共に神帝達は聖楯より聖光を照射した。その閃光により前列の悪魔が瞬く間に消し飛んでゆく。攻撃の第一手が成功したかのように思えた次の瞬間、敵が予想外の行動に出た。
前列の同朋を楯にして聖光を凌ぐと同時にザアッと真上に飛び上がるり、蜂が攻撃するが如く黒い波となって一斉に円陣の中央目掛けて押し寄せてきたのだ。
「うわぁっ!!!」
頭上から降るように押し寄せる悪魔に成す術もなく、天使たちはちりぢりに散った。
これまでと攻撃パターンが違う!これは一体・・・
これが今までならば、円陣を組む彼らを包囲したままじりじりと距離を縮めるか、あるいは散り散りばらばらに乱れ我先にと攻撃を仕掛けるか。ところが今回は軍を成して統率の取れた動きを展開し、神帝達が分散してからは各々を包囲して矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてくる。明らかに影で指揮する者がいるのだ。
考える余地も与えぬ勢いで襲い掛かる悪魔達。しかし交戦してみると一固体ではそれほど強いわけではなく、神帝が軽く切り捨てられる程度の雑魚ばかりだった。攻撃の意図を測りかねながらも手を休める事はできず、尽きぬ敵に対して刀を振るい続ける。
ヘッドロココも神帝達も、最初のうちこそそれぞれ仲間を意識しながら戦闘に及んでいたのだが、立て続けに攻撃を受けているうちに徐々に離れ、孤立していった。
どれだけ刀を振るおうと押し寄せる悪魔。
それも正面からだけとは限らず、背後や頭上からも容赦なく攻撃を仕掛けてくる。
それを延々と倒し続ける。
元来、彼等天使は殺する事は好まない。
命に関わる事態でなければ殺める事は極力避けるよう、手心を加える。
それが甘いとどれだけ悪魔に嘲笑されようと、変わらない。
変わらない・・・筈だった。
だが彼等は今、自らの生死を問われるような状況で夥しい数の悪魔の命を奪っていた。
そうしなければ、殺される。
そういった状況にあるのにも関わらず、幾多もの命を奪う事に良心の呵責を感じつつ剣を振る。そしてそれを延々と繰り返すことによって自らの行為そのものに疑問を感じ、戦意を喪失すると共に恐怖が増大してくる。
何故、自分はこんなところで戦っているのだろう。
何故、こんなにもたくさんの命を奪わなければいけないのだろう。
何故、ここまでして戦わなければならないのだろう。
何故・・・・・
迷いが恐怖と混乱を招き、激しく息が切れ、剣を持つ手が震える。
「うっっ・・・・・・うわ・・・ぁっ」
純粋であればあるほど混乱は早く訪れ、心をかき乱し蝕んでゆく。
血に濡れた手に怯え、頭を抱えて蹲る。
そうしてひとり、もうひとりと混乱の渦に陥っていった。
続く
久々にお話アップしたので内心ドッキドキです(小心者)
ご意見ご感想お待ちしております。というかお願いします。
それ以前に放置しすぎで誰も読んでくれないかも・・・orz
これ以上小説練ってたらまたアップできなくなるからblogにアップするぞとか
考えつつやる気出なくてネットの海を彷徨ってたらこんな時間に。
今脳内がもふもふで満たされてます。
最近ココナツ(ここだ)萌えしてますが、創作する気はないのでご安心を。
+++ 安心度の目安 +++
携帯の待ち受けを自分で描いたハピ★ラキロココにして
事あるごとに穴が開くほど見詰めてニヤニヤしとります。
へ・・・へんたい・・・
旦那にバレたらコワイぜ!とドキドキしつつもやめられない。
え・・・M・・・?
「Read More…」以降に久々にお話をアップしてみました。
でもごめんなさい!
以前アップしたアンドロココのお話は、もうちょっとお待ちくださいませ。
ほんの思い付きででDVD見たらどうしても納得いかなくなっちゃって(汗)
もう少しBM史についてべんきょうしなくては。
なのでまったく別の話をアップすることにしました。
先日の日記に書いた「どす黒くて血生臭くて最後はエロい話」です。
タイトルは暫定(またか)、内容は突込み所満載ですが
このままだとまた何もしないうちに時間取れなくなりそうなので
とりあへずできることからやろうかと。
ただ「どす黒くて血生臭くて最後はエロい話」なので
そういうのはお好みでない方はお気を付け下さい。
興味のある方オッケーな方は是非読んでみてくださいねッ。
このお話には過激な表現が含まれておりますのでご注意ください
迷いの森
ヘッドロココ一行は、深い森の中を彷徨っていた。
もうどれくらいの時間をこの森の中で過ごしただろう。まるで白夜のように日没の訪れない、この森の中で。
時折見上げる空は常に同じ薄灰色の雲に覆われており、それ以上晴れもせず、陰りもせず。
そして、寒い。
吐く息が時折、微かに白く見える。
彼等は砂漠で用いていた申し訳程度の薄布の外套に身を包み、肩を寄せ合いなら言葉少なに先を急いだ。が、無論そんな物で寒さを凌げる筈もなく、寒さは彼らの肢体を悴ませると同時に容赦なく体力を奪っていった。
「一体どこまでこの森は続いてるんだ・・・」
口火を切ったのは神帝男ジャックだった。
ヤマト神帝が空を見上げつつ、それに続いた。
「それに、いつになったら日が暮れるんだ。もうとっくに日が暮れてもおかしくないのに」
「もう手も足も凍えて痺れて動けませんの。体を温めたいですの・・・」
アローエンジェルは少しでも暖を取ろうと蹲り、震えながら言うと手に息を吐きかけた。
疲労がピークに達し口々に零し始めた仲間達を制すように、緊張した面持ちで神帝ピーターが言った。
「おい、この森・・・何か奇怪しくないか?」
「え・・・?」
それぞれが辺りを見回し、空を見上げ、やっと異変を感じ取る。
「そう言われてみれば・・・・・・」
えも言われぬ嫌な感じが、徐々に周囲に立ち込めてくる。
先刻から微かな異変を肌で感じ取っていたヘッドロココは、歩みを止めると周囲を警戒するように視線を配りながら静かに言った。
「神帝ピーターの言う通り、確かにこの森はどこか奇怪しい・・・邪気が徐々に増してきている」
その時、突然異変は起きた。
周囲の空間が捻じ曲がり亜空間へと変貌すると同時に、これまでに無いほど多勢の悪魔が現れた。
「しまった、罠だ!!」
神帝フッドの声と共に素早く剣と楯を構えつつ円陣を組み、各自戦闘に備えたのだが、既に夥しい数の悪魔に取り囲まれていて身動きが取れない。下手に攻撃に出れば円陣は崩れ、たちまち個対多数の戦いになってしまうのは目に見えている。
そしてそれを狙っているのかのように、敵は包囲していても攻撃を仕掛けてくる様子はない。睨み合いが続いた。
「これでは迂闊に動く事もできない。どうすれば・・・ヘッドロココ様!」
「「「「「「「ヘッドロココ様!!」」」」」」」
牛若神帝の声につられ、一同が共鳴する。
ヘッドロココは剣を構えて敵を見据えたまま、暫しの間思い巡らせた。
このまま敵が仕掛けるのを待つべきか?
否、敵の攻撃を待ち続けたとして、長時間に渡ればいずれ疲弊して隙ができ、結果的に袋叩きにされてしまうだろう。それなら少しでも余力があるうちに・・・
「楯を前に構えッ!聖戦衣乱波!!」
ヘッドロココの掛け声と共に神帝達は聖楯より聖光を照射した。その閃光により前列の悪魔が瞬く間に消し飛んでゆく。攻撃の第一手が成功したかのように思えた次の瞬間、敵が予想外の行動に出た。
前列の同朋を楯にして聖光を凌ぐと同時にザアッと真上に飛び上がるり、蜂が攻撃するが如く黒い波となって一斉に円陣の中央目掛けて押し寄せてきたのだ。
「うわぁっ!!!」
頭上から降るように押し寄せる悪魔に成す術もなく、天使たちはちりぢりに散った。
これまでと攻撃パターンが違う!これは一体・・・
これが今までならば、円陣を組む彼らを包囲したままじりじりと距離を縮めるか、あるいは散り散りばらばらに乱れ我先にと攻撃を仕掛けるか。ところが今回は軍を成して統率の取れた動きを展開し、神帝達が分散してからは各々を包囲して矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてくる。明らかに影で指揮する者がいるのだ。
考える余地も与えぬ勢いで襲い掛かる悪魔達。しかし交戦してみると一固体ではそれほど強いわけではなく、神帝が軽く切り捨てられる程度の雑魚ばかりだった。攻撃の意図を測りかねながらも手を休める事はできず、尽きぬ敵に対して刀を振るい続ける。
ヘッドロココも神帝達も、最初のうちこそそれぞれ仲間を意識しながら戦闘に及んでいたのだが、立て続けに攻撃を受けているうちに徐々に離れ、孤立していった。
どれだけ刀を振るおうと押し寄せる悪魔。
それも正面からだけとは限らず、背後や頭上からも容赦なく攻撃を仕掛けてくる。
それを延々と倒し続ける。
元来、彼等天使は殺する事は好まない。
命に関わる事態でなければ殺める事は極力避けるよう、手心を加える。
それが甘いとどれだけ悪魔に嘲笑されようと、変わらない。
変わらない・・・筈だった。
だが彼等は今、自らの生死を問われるような状況で夥しい数の悪魔の命を奪っていた。
そうしなければ、殺される。
そういった状況にあるのにも関わらず、幾多もの命を奪う事に良心の呵責を感じつつ剣を振る。そしてそれを延々と繰り返すことによって自らの行為そのものに疑問を感じ、戦意を喪失すると共に恐怖が増大してくる。
何故、自分はこんなところで戦っているのだろう。
何故、こんなにもたくさんの命を奪わなければいけないのだろう。
何故、ここまでして戦わなければならないのだろう。
何故・・・・・
迷いが恐怖と混乱を招き、激しく息が切れ、剣を持つ手が震える。
「うっっ・・・・・・うわ・・・ぁっ」
純粋であればあるほど混乱は早く訪れ、心をかき乱し蝕んでゆく。
血に濡れた手に怯え、頭を抱えて蹲る。
そうしてひとり、もうひとりと混乱の渦に陥っていった。
続く
久々にお話アップしたので内心ドッキドキです(小心者)
ご意見ご感想お待ちしております。というかお願いします。
それ以前に放置しすぎで誰も読んでくれないかも・・・orz
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