Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

母を想ふ

2006年11月04日 | わたくしごと
 とある方のブログで、振り込め詐欺についての記事を読み、不安になって母に電話してみました。母はびっくりして「甘く見るんじゃないわよ、お母さんこれでもお金には厳しいからね!大丈夫よ」と胸を張っていましたが、いや、絶対、うちの母のような人は間違いなくそういう電話がかかってきたらパニックになって振り込んじゃうタイプです。
 だって、航空会社のマイレージカード(英語の手紙が入ってた)が送られて来ただけでパニックになっちゃったくらいだもの…(「なにこれ?!読めない!重要書類?!」と、そしてなぜかその手紙を「怖い!」と捨ててしまったという…)。とにかく危なっかしいのでこれからはちょくちょく電話しなきゃ…と思いました。

 しかし元からすっとんきょうな母ではあったのですが、年をとってますます飛んでる感じになってきて、この前も「防虫剤の無臭タイプのを送って」と言ってるのに、かたくなに「いや、強烈なにおいの方が効き目がいいんだ!」と言い張り、超強力なやつを送ってくれたり、「愛犬のはなちゃん(御高齢で心臓病あり)が死んだように眠ってたので、びっくりして心臓マッサージをしてみた」とか…(寝てただけだったはなちゃん、かわいそうに…)。ハラハラさせられる母です。

 そしてさらに、もう20年くらい移動にはスクーターを愛用しているのですが、昔は2~3年に一回は事故に遭って骨を折ったり顔を縫ったりし、大きな事故でなくとも毎年必ず転んだり打ったりしている母。最近体重が昔に比べて20kgくらい減ったのに、相変わらずスクーターを飛ばして転けて、胸を強打したとか。幸い骨折などはなかったのですが、もう勘弁してよ…という感じです。

 それでも「あはは~香苗が帰ってくるまではなんとか生きてるかな~」と、陽気とそんなことも話しており、私が12月に帰省するのを実はすごく楽しみにしているようです。あんなに「帰って来てもまた行っちゃうと思うと淋しくなるから、帰ってくるな!」と言ってたくせに…。

 今は鬱もいい頃なようですが、まったく心配です。