「さあ帰ろう」
「パノラマコースね~~」
1日目秋の北アルプスNo1移動と常念小屋まではこちら
2日目秋の北アルプスNo2常念小屋より蝶ヶ岳はこちら
3日目秋の北アルプスNo3蝶ヶ岳より涸沢カールはこちら
秋の北アルプスNo4涸沢カールで・・・はこちら
4日目秋の北アルプスNo5涸沢から北穂高岳山頂へはこちら
秋の北アルプスNo6北穂高岳より涸沢へはこちら
朝起きると予報どおりお天気は下り坂です・・・
暗いうちはたっぷりの雲の中でしたが、明るくなるにつれ・・ガスも取れてきました・・。
黄色が減って赤色が増してきた気がします。
帰り際、涸沢ヒュッテのテラスで・・実はここトイレの上、奥穂高を背景に遊んで見ました。
パノラマコースはヒュッテの裏から分岐し斜面をトラバースしながら登っていきます。
涸沢カールの全景です~~~。「良く写真に出てくる所・・ここやね~~」
同じ様な画像で申し訳ありませんが~~。
数時間後・・・手前の斜面に日が差すと・・・もっと最高でしょう。
更にもう一枚・・・。
「ここが最高やね~~~~」「後2時間欲しいね・・・」
ここからの景色は今回のトップ3の一つです。
後ろに広がる景色も気になりますが・・・早速出てきました。
「ロープには頼るなよ・・・」「判ってる」「腰を壁から離して倒れろ・・」「大丈夫行ける」
荷物が重いので・・神経使います。
景色が気になり振り返りながら・・・。
こんな花も咲いていて・・・。ウラシマツツジとヤマハハコグサかな?
大半はこんな感じのトラバース道です・・・しかし落ちると・・まずいです。
ズルッと行きそうで・・・かえって気が抜けません。
それでも振り返ると・・・「うわ~~~」
涸沢の南斜面・・・槍ヶ岳がちょこっと・・。
結構アップダウンが有り・・・登山道は画像の左端上へと続きます。
8mほど、ほぼ垂直降下・・ロープはありますが・・慎重に足場と木の根に手がかりを見つけて下ります。
私が最もストレスを感じた所
前を向いて登るとザックの横が当たるし・・壁側を向くと重心が外に出て行くし・・重心を戻そうにも胸が当たってるし・・しかも手をつくほどの結構な登り。
セルフビレーするべきだったと後悔しながら・・慎重にクリアーした直後の画像
荷物が大きく無ければ問題なしの場所です。
現に「苦労してたね・・私、すんなり登った・・何とも無かったよ」
トラバース道ですが・・・結構登り・・・上の崖の左に出て行きます。
落石地帯・・・これだけ人が通っても、踏み跡が無くなっているので....常時落石している証拠。
この時も小石がパラパラと落ちたので・・「見てるから先に渡れ」「OK」
傾斜が緩やかになり・・今日のデザート「ここのは美味しくない・・・・」
屏風の尾根に出て・・屏風の頭がすぐそこに・・。
涸沢側を見ると・・横尾本谷と槍ヶ岳から南岳、大キレットに続く稜線・・The北アルプスです。
今度は梓川側に切れ落ちて・・・もう少しで分岐です。
涸沢カールを振り返ると・・・
小屋もヒュッテもテント場も・・北穂も奥穂もすべてが見渡せる~~~「ここが最高や」
ここには沢山のカメラマンの方が居て「雲が出てきた・・」「良い感じだ~」とか言われてました・・
しかしこの後雲が・・・全体に埋め尽くしたそうです。(後日聞いた話)
屏風の頭、せめて耳まで行くつもりでしたが・・・「紅葉も、もう良いね~」「十分やね~~」と・・あっけなくパス
新村橋に向かって下りました。
黄色が5日目のGPS軌跡です。涸沢から展望所まで1.7kmを1時間31分かかっています。アップダウンの激しい事
後日、涸沢を1日遅く下りてこられた方の話によると・・
この日の10時ぐらいから急に雲がわいてきてお昼には見えなくなったとか・・・上の画像が9時20分です。
往復2時間以上かけて屏風の頭まで行かなくて正解!
しかもこの直後から5日続いた晴れが曇ったなんて!
天気予報が大当たり、行動も大正解でした。
パノラマコースは表玄関の涸沢街道に比べて、完全な登山道でした。
次回は小梨平まで下山し久しぶりの精肉と生野菜!で鍋で乾杯~~。