「一人で行って来るは・・・」
「雨じゃないと?」
「ギリ曇りかな」
彼女は所用で実家へ
10日間予報では来週も雨(この時点では)
一人でも行ける時、行くです
決して良いお天気ではありませんが高層の雲なので
ひょっとしたら真っ赤に焼けるかも~~
快晴の夜明けとはまた違う景色です
この数十年間でたった一回だけ空全体が真っ赤に焼けた朝焼けを見た事が有り
また見たい!その一心で空振り覚悟で行って見るのです
夕方早めに定食屋さんで和風ハンバーグ定食を食べ
他の入店者0人で安心
6時半過ぎえびの高原に着くと
微妙な雲行き
2時45分起床
車はほとんど増えて無く・・
行動を始めてる方も居ない様
星が見えない曇り空・・しかし韓国岳は薄らと山容が見えていて
内心「良いかも~~~焼けるかも」
3時20分ザックを最軽量にして一人で出発
闇夜しかも曇り空・・・しかも一人
やっと3合目・・林の中が寂しかった遠かった
展望が有る4合目えびの高原や麓の灯りも見えるので低い雲はなさそう
前後に誰も居ない様・・・
この夜山中、1人の不安と......言いしれぬ期待感で5合目
山頂を見上げるも光が無いせいか・・確認出来ないのが気になる6合目
7合目で休憩していると下に1人のライトが見え・・・
一人では無い安堵感と一人では無くなった残念感が複雑
8合目ガスが時々よぎり始め・・え・・・山頂はガスガスか?
完全にガスガスに・・9合目
思った以上にガスが濃く木柵に沿って進み5時4分、281回目山頂到着
普段より20分も早く着いてしまい汗だく
山頂には先行者1人のみ記念の構図に写る靴も1足のみ
5時半、快晴ならば東雲の時間帯しかし・・・
火口縁がわずかに見え始めた程度
明るくなってきて・・麓はそれほど濃いガスでもなさそう
日の出の時刻ですが・・
少し東の空が・・・
日の出時刻を過ぎ
山を越えるガスが邪魔をして・・・
見えたり見えなかったり
低いガスが無ければ高い雲が焼けたハズ
西側から押し寄せるガスでまた見えなく成り
火口縁をガスの来ない東に移動すると~~やっぱり視界が開けていて
もっと早く来れば良かった
連山の全容が~~
雲の上にお日様が初めて
もう10分早くガスが無ければ高層の雲が焼けたハズ
北東の山々は雲海の中
刻々と変わる景色を一人占めし、リモート撮影で
まだお日様は薄い水蒸気の中ですが、だいぶ上がって来ました
初めて日の光がさし~~~
火口内にも日が差し込み始め
また頭上がガスに包まれ始め
見えなく成り戻ります
振り返るとまた~~~
山頂を素通りし下山です
人吉や芦北など熊本県側も雲海の下です
硫黄山の元気も依然変わらず
えびのや加久藤盆地も雲海の中
彼女が居ればもうとっくに口の中に入っているハズ
秋の色合いが少しずつ見え始めたえびの高原に7時44分下山
GPS計測で距離6.4km、時間4時間23分、累計標高差563mの一人早朝のお山歩でした
高層の雲が焼ける事を期待して居ましたが・・
見る事は出来ませんでした
下山後気温20℃のえびの高原で1時間以上また仮眠
ゆっくり帰りました
一人でペースが速かったせいか少し筋肉に違和感あり
少しのペースの違いで身体への負担の違いを実感しました
久しぶり”くじゅう”にも行きたいところですが・・・
今が我慢のしどころかな~~