「今年も干し柿作ろうかね~」
「さんせい・・・」
柿も今年は不作(裏年かな)去年の半分です。
今年は去年の豊作のお礼に肥料をたっぷりあげました。
が!しかし。
新芽が出る頃にコガネムシが大発生、基本的に農薬などは使わないのでこまめに退治しましたが追いつけず・・、
新芽をかなり食われ、しかも開花時期に花も食べられてしまって・・・大打撃。
更に最近、鳥たちは熟してきたのを良く知っていて、椋鳥が試し食いを始め困った事ですが・・、
私も子供頃、あそこの柿はもう少し、そこの畑のスイカはまだ・・桑の実が良いよ・・・などと同じかな?。
そうなったら、先に収穫したが勝ちです。
少し早いですが収穫しました。
最近は高枝バサミがあるので簡単で、登らないので安全です。
たまに左右間違えて実を落としてしまいますが・・。
小さい段ボール3箱分、収穫出来ました。
吊しやすいようにTの字になるように切りそろえます。
皮をむきます。手袋をしないと渋で真っ黒くなります。鉄の包丁よりステンレスの包丁方が渋がこびり付かず良いです。
ひもで結んで干す前に一処理、
熱湯にさっと浸けます。これで蠅が付きませんし、鳥も来ません。
「何で?理由は?」「理由は知らない~~お母さんが昔からやってたからよ」
「少し表面が煮えるからじゃない・・」「・・・」
高温多湿で、干し柿作りに最悪の宮崎では、特に風通しがよく、雨が避けられ、日光が当たる事が条件です。
西日が良く当たって風通しの良い所だよ「お母さんが言ってたもん」
日陰で日光が良く当たらないと表面が黒くなります。
2週間目ぐらいから少し揉んで見て柔らかくなるとそろそろできあがり!
干した直後から数日雨や曇りのお天気で・・・。
お天気には逆らえないので・・神頼みでしたが・・・やっぱり・・・。
台風で雨が続き少しカビが出てきた、蠅も来ているので・・・・。
再度熱湯に通します。
高温多湿の南国で干し柿を作るのは大変です。
でも、上手くできるとなぜか買ってきたのより数倍甘いし美味しいだよね~~~。
美味しく出来るかな~~。「早く食べたいね~~」
この数では来年まで残っているかな~~。
次は菊芋とピーナッツ、3月に菊芋を買って食べた時の残りと、去年食用の生ピーナッツを種として春に植えた物がそろそろ......。