今日、会社の同僚のお通夜に出た。
まだ 48歳。
肝炎を患い、一年ほど休職中だったが秋に見かけた時は普通に見えたので
まさか 命に関わるほどとは思ってもいなかった。
いつもこういう葬儀に出ると非現実的な空間に居るような気がする。
その人が死んでもうこの世に居ない事が理解できていないというか、信じられないというか・・・。
死ぬ間際にどんな事を考えて旅立ったのだろうかとか。
自分の場合は、どんなだろうとか。
不思議な心もちになる。
昨日だったか、会社に向かう車のラジオの中で
正岡子規が言うには「余は今まで禅宗のいはゆる悟りという事を誤解していた。悟りという事はいかなる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違ひで、悟りという事はいかなる場合でも平気で生きることであった。」云々・・・ ということを言っていたのが妙に心に残っていた。
俺は まだまだ平気で死ぬことも、平気で生きることも できそうにない。
周りから色んな影響やストレスや感動を受け、一喜一憂しながら生きている。
まだ、「これで いいのだ!」でええやろぅ。
結局 自分の死を目の前にせんとわからんがんねぇかんなぁ~。