8月12日。
日航機墜落から今年で23年が経つそうだ。
「“クイズ100人にききました”を見てたらニュース速報が流れてきて、この事を知った」と、うちの嫁ハンは言う。
俺も特番をずっと見ていたのを覚えている。
そして、不確かな情報が少しずつわかっていくに連れ、
すっげ多くの人の命が絶望視されていくせつなさを感じた。
今年に入り、「白い巨塔」や「華麗なる一族」などを書いた山崎豊子作の「沈まぬ太陽」を読んだ。
この小説は日航機墜落事故前後のとある日航職員にまつわる事実を基に書かれている。
これを読むと、「不条理」というものに対する憤りを感じずにはいられず、「エイドリアーーーン」と叫びたくなることもしばしば・・・。
詳しくは論評を参照してね。
この小説がきっかけで日航機墜落事故についてのHPをいろいろ見て回った。
そして、一番ショッキングだったのが 尾翼が吹っ飛んでから墜落するまでのボイスレコーダー。
これ聴いてみて。
つらい。
ハイドロ(油圧)が全部落ちて全く操縦不能になった飛行機を必死に立て直そうとするパイロットたちの声。
「これはダメかもわからんね」
「ドーンといこうや」
半ば死を覚悟しながら最後まで諦めなかったパイロットたち。
そして、乗客たち。
結果、520名の方が亡くなり、奇跡的に4名生存。
「日航機墜落事故 東京-大阪123便 新聞見出しに見る20年間の記録」
「事故調発表を元にしたJAL123便飛行跡略図」←ボイスレコーダーが聴けます
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