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佐藤、前人未踏の大記録達成

2013年07月11日 17時58分17秒 | スポーツ
 サンフレッチェのエース、佐藤が昨夜の川崎戦で10年連続の2桁ゴールを決め、自身が持つ記録を更新しました。
この金字塔は前人未到です。しかもみずからは5度目となるハットトリックは
J1の200回目の節目でもあります。

 前半の34分でした。石原のシュートをGKがはじき、右サイドに素早く反応して
逆サイドに効き足でない右足で押し込みました。これが王手をかけていた今シーズン10点目となりました。

 そのほかにもこの夜の3得点は、J1、J2通算得点で179得点とし、トップのジュニーニョ(鹿島)に並び
129得点としたJ1では歴代4位につけました。

 170cmと決してFWとしては恵まれた体格ではありません。でも、得点能力は日本人選手の中では文句なく
トップと言ってもいいでしょう。
 日ごろから精進している身体づくりに加え、VTRで外国のプレーを含めて研究する貪欲さ、チーム状態に
関係なく結果を残したことが、こうした数々の記録を生み出してきた要因でしょう。

 昨夜のゴールのうち2点目と3点目は、まさしく31歳を迎えても衰えない進化を見せたものでした。
ゴール正面からのミドル、決勝点となった3点目は正面やや左からGKが飛び出しているのも見届けての
鮮やかなループシュートでした。この2点は彼の今までのイメージからすると、あまり見なかったシーンでした。

 さすがに森保監督もうなるしかありませんでした。
前半は川崎の攻勢にさらされ、バーを直撃したシュートなどを浴びました。これが決まっていれば
状況は変わっていたはず。その流れを断ち切ったのが10点目となった先取点です。

 日本代表には昨年10月からお呼びがかかっていません。コンフェデ杯で日本代表は得点力不足を露呈しました。
20日から韓国で開かれる東アジア杯の代表選手は15日発表される予定です。ザッケローニ監督が今度こそ招集するか楽しみです。
 
 ますますアイデアが膨らむゴールパフォーマンス。2年連続の得点王へ快進撃を見せてくれる予感がしている。