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MOMって、本当?

2013年07月25日 08時00分00秒 | スポーツ
 23日、日産スタジアムでイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを
迎えてJ1横浜の親善試合が行われました。終了間際に決勝点を挙げた横浜が3-2でマンUを
下しました。
 欧州クラブのアジアツアーのうちの1試合です。先日も同じプレミアリーグのアーセナルが名古屋と
対戦し国際親善試合としては2戦目でした。
 同じ夜にはFC東京がスペイン2部リーグのサバデルとも顔を合わせました。
 続いて昨夜24日はJ1鳥栖が豪州リーグのシドニーと対戦しました。
 
 今後は明日26日、マンUがC大阪、アーセナルが浦和と戦います。
 こうした親善試合が日本で開催されるのも、日本選手のヨーロッパでの
活躍が日本市場の価値を再認識させたからにほかなりません。

 さて先ほどのマンUの試合に話を戻しましょう。

 スタジアムにはなんと6万5千人ものファンが詰めかけました。
マンU2年目のMF香川の人気も大いに影響していることでしょう。

 後半15分過ぎピッチに立つと、大歓声が沸き返りました。
トップ下のポジションで起用され、攻守に積極的なプレーを随所に披露しました。

 ゴールはなりませんでしたが、何度かゴールのチャンスががありました。

 そして試合終了。なんとマン・オブ・ザ・マッチ、いわゆる最優秀選手に
香川が選出されたのです。

 そこで考えさせられたのは、MOMとは一体なんだろう、という疑問です。

 そのゲームで最も輝いたプレーヤーという認識を持っていましたが、
こんなMOM選考なら、その考えは改めなくては以下ません。

 多くのサポーターからもブーイングが起こったのは当然のことと思います。

 確かに香川がいるからこそ、マンUが呼べ、興行が成り立ったのかもしれません。

 でも、それとMOMとは切り離して考えるべきではないでしょうか。

 このようなこが今後も繰り返されるなら、日本のサッカー文化はまだまだということでしょう。
それとも考えを変えて、こうした国際親善試合は
やはり「金儲け」の興行にすぎないということでしょうかね。