冬になると 触れたくなる毛糸。
この冬は 何だか気ぜわしく 編もうかな?
という余裕がありませんでした。
ところが 姑も落ち着き、
そしてコロナ感染拡大。
何処かへ出掛けるのは 不安です。
ステイホーム となれば、
本を読むか、
編み物です。
何を編むという目的もなく、
棒針をとり、
手を動かし始めました。
この感触に触れていると
落ち着きます。
かぎ編みは母に、
棒針編みは父に教わりました。
父は 手先が器用でした。
父亡き後、
父の衣類を片付けた際も、
自分でズボンの裾が治してあったり、
不自由な身体になりかけた頃の、ズボン下のゴム替えとウエスト周りを緩くする為に縫い直してあるのを何枚も見つけ、
不甲斐ない自分の為に、
着替えやすい様に 工夫していた父の心境は
どんなだったのでしょう。
そんな器用な父から、中学生の頃、
縄編みの方法を教わった事は今でも 父からの遺産です。
娘達が小さい頃は、キティちゃん マイメロの編み込みセーターを作りました。
さて、今回のこの作品。
寒さが続けば 作ってしまうでしょうが、
暖かくなったら、
家の中より外の方が好きな私です。
来年に持ち越し になる確率の方が、大きい ですね。