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日々の移ろい

友の旦那様

12月19日 友の旦那様(74才)が、入所するグループホームから、
「コロナ感染した」と、連絡を受けた友は、

急ぎ駆けつけ 夜半まで付き添っていました。「グループホームは医療行為はしない」と、その時、私は知りました。

旦那様は、翌日 救急搬送され、そこから入院。

しかし、10年前、糖尿病から腎臓が悪くなり、人工透析の穴(と表現が正しいのでしょうか?)が開けられていましたが、
認知症の為、人工透析の長時間の治療は無理 と、諦め、

服薬治療のみで今迄来ていたそうです。

グループホーム内でコロナに罹り 治療の為の薬が、腎臓には良くなく、更に腎臓を悪化させる事になって、

「もう手の施しようもない、持ってあと10日 と 年末 余命宣告された」 と今日の電話で知りました。

肺炎を治す薬が、腎臓を弱めると、友から聞いていましたから、

年末年始が?と、案じていました。


認知症の為 旦那様が入所し6年、 グループホームへ毎日通い自宅へ連れて帰り、自宅でお茶をし、また入浴をさせ ホームに連れて帰る を繰り返し、友は長年(この1年は 旦那様は歩けなくなりホームに通うだけになっていました。)

尽くしてきた経緯からも、

既に吹っ切れた想いを 話していくれました。

ただ、施設入所中は殆んど顔を出さなかったどちらかというと 父と息子は仲違いしていたのに、

ここにきて、他に手立ては無いのか?と、セカンドオピニオンを求めたり、
息子さんとしても、何とかとう想いで接していた年末年始だったそうです。

旦那様は、高カロリーゼリーを口から食べ、尿道管は施さず、オムツで過ごしているから、時折漏れているのを見ると、

まだ尿の量もあるということは、明日明後日ではなさそう だけど、と話す友でした。

私たち夫婦はというと、99歳の姑や95歳の母の事で あれこれ制約ある年末年始となっていましたが、

友は70代の旦那様の死に直面している、

この違いに、

複雑な心境にならざるを得ない私でした。
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