日々の移ろい

介護の担い手

中国の「一人っ子政策」は昨年廃止された。

昨日の朝日新聞の記事として

一人っ子を亡くした親たち約180人が昨年5月、
「2人目の出産が認められなかったために、老後の介護などで子供から得られる利益を失った」
などとして、国に補償を求めて一斉提訴していたことがわかった。

と 伝えていた。



日本と中国では 考え方も 国の施策も違うところはある。

まず一人っ子政策なるものを国が決め
また 一人っ子政策を、国内の景気減速を受け 
たやすく 廃止!とした、このことに

違和感を覚える。

日本なら 女性一人何人産む!という話題さえ
個人の微妙な問題 として捉える。

それを国を挙げて、中絶をさせてまで 一人と抑えてきたこと、

また、それを廃止に!とした中国。


親が 今後 子供に介護を受けようとしていたのに、
出来なくなった 不利益を蒙った点を国に訴えている。

なんだか、哀れ とも感じるし、

また、子供を 介護の担い手!と 位置づけている点にも
引っかかる。

確かに 老後、子供に面倒を見てもらいたい!と 当然に思う親が多い、
と思う。

実際 私が 両親の一人っ子 として 
また同居する義母の嫁 として 介護の担い手の存在である。

しかし、いつか自分が介護される立場になり、

もし 子供が居なかったなら、
また居ても 子供に依存したくない。

そうなると、外部に依頼しなければならず、
資金が必要になる。

この訴えを起こした 中国の方々の 利益を失った ということは、
外部に任せる(介護サービスを受ける)にあたり、
必要な金額を 国に補償として 求めているということであろう。


介護は 共通の問題と なっている。
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