初めての面会となりました。
ベットは、とても低くセットされていて、
先週 お習字の時間に書いた 半紙が、母の部屋に張ってありました。
入所当初の面会は控えるようお聞きし、
LINEを使い 面会予約(枠が少なく)を入れたのが1週間前で、
昨日、「明日は面会日です」と、LINEに届きました。
ベットは、とても低くセットされていて、
また、床にもマットが引いてあり、
拘束はしない代わりの転倒防止への対応と、見受けられました。
ただ、ベッドが低いと おむつ交換してくださる職員さんの腰痛が心配、と感じましたが、
娘曰く、「その時はベッドの高さを上げるわよ」と。
私の顔を見て、これまではすぐさま「よしこ」と、名を呼んだ母が、今日は名前は出てこず、
また、夫を見て、
「先生」と、言う。
ドクターと間違えている母です。
何年か前の夫と 母の写真を見せたら、「パパやわ」と、言い、
写真ではなく目の前の人がパパとは、認識できない母。
夫が老けたから、分からなくなってきた?
又は、入院前の老健へは ほぼ一緒に面会していましたが、病院へは私一人で母に会いに行っていましたから、
夫を忘れ始めた、認知症が進んだようです。
先週 お習字の時間に書いた 半紙が、母の部屋に張ってありました。
名前を書く位置に、(夏下夏之子)と書いてあるようです。
自分の名前も忘れ始めたのでしょう。
それでもしっかりした筆使いに、夫と拍手をすると、
嬉しそう 喜んでくれます。
見出し画像は、真剣な眼差しと姿勢で筆を持つ母の姿を
写してくださった職員さんのスマホから 1枚頂きました。
昔取った杵柄 です。
色々忘れてしまった母でも、
帰り際 夫にお礼として、
「美味しいもの 食べて帰ってな」と、気遣う母、
そこは 変わらぬ姿勢です。
食欲も食器が重く プラスチックの食器に変えていただいたそうですが、
自分で食べる事ができ、
食欲もあり、
「朗らかな 楽しい みえこさんです」と、おっしゃっていただき、
15分の面会を終え
施設を後にしました。