「○○ちゃん（三女）が、来ても、もう着付け免許返さなくてもええと 言うといて」
と、伝えに来た母。
午後から三女が来る予定をしていた。
顔を見たら また何を言い出すか？心配しながら、
頷いた。
三女と赤ちゃんがやってきて、
三女は買い出しに行く間、預かっている間、
母の部屋に 赤ちゃんを連れていったら、母は「私の顔見てわろてくれた」と、喜んでいた。
三女が戻り、珈琲を飲んでいたところへ、母が血相をかえて、
「餅を食べたら、金歯が取れたわ！」
と、持ってきた。
興奮して。
それから何度も、
「お餅を食べたから、抜けた」
「若い時はお金が有り 治療してある葉は殆ど金歯だったわー」
と、ずっと話し続けた母。
これなら、母の頭は、
着付け免許騒動から、金歯事件が、上書きされる！
と、私はほっと胸をなでおろした。
案の定、夕飯を運んでも、
金歯の話を、一人でしている。
さて、この金歯、
金価格が高い今、
買取業者に持ち込もう。
母は、金歯が買取出来るなんて 知らないから、
私のお小遣いにしちゃおう！
さて、本当に 買い取って貰えるのか？
金歯買取り話は 続きます。
