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日々の移ろい

特養入所中の姑

先週 姑(98歳)は発熱し「面会は控えて下さい」と連絡を頂いていましたが、

面会OKが出て、

愛読書の「やなせたかしさんのたそがれ詩集」は 姑の本棚から見つけ届けました。

字が 大きく とても喜び。



特に見出し画像のページ、
「アッケラカン」は、

今迄の姑のポリシーでした。

ここまで長く生きてこられたのも、姑の何事にも「アッケラカン」が 功を奏したのです。

何しろ 夫60歳の秋
肺がん手術を終えた当日の夕方、
私が帰宅時、姑は自室でTVを見ながら 笑っている大きな声が聞こえてきた時は驚きました。

こうも アッケラカン として居られる精神に、度肝を抜かした私でしたから。


さて姑、
今は、立てませんから
お下はオムツの中で、

在宅時は嫌がったが、

施設の職員さんの対応には「ありがとう、ありがとう」と、
お任せしているようです。


面会が19日ぶりになり、

「仕事が忙しかったのか?」と、夫に尋ねた姑。

夫がまだ現役?と思っているようでしたから、

「73歳!もう退職しているよ」と、耳元で大きな声で伝えていました。

「良く来てくれた、嬉しかったよ」と、帰るまでとても喜んでくれる姑。

一方 認知症だからなのでしょうが、母は、私の面会にいつもそれ程の反応なので、

姑への面会は、行った甲斐がある 15分間でした。









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