園に接する 道路わきに 自転車置き場があった。 そこには、今まで白地のトタンに手書きで 「自転車置き場」と 書かれた看板が立っていた。 それが、古くなり 傾きかけたので 撤去した。 ところが、ある父兄が、 「あの看板、片付けたのですか? あれは、亡くなった父が書いた字でした。 前を通るたびに 手を合わせていました」 これを聞いて、片付けてあったところから、 直してまた 元通りに 立てかけた。 看板一つにも、こんな歴史と 思いがあったとは。