福井県に古刹 永平寺のポスターを見て 行ってみたい
と、粟津温泉に宿を予約していました。
コロナも 台風も 夫の体調も心配
でしたが、
殆ど全てクリアーして 出かけました。
愛知県から名神高速に乗って米原ジャンクションで北陸自動車道へ、そして永平寺インターを降りました。
永平寺は、1244年道元禅僧により開かれた坐禅修行の道場だそうです。
大晦日 (行く年来る年)の中継、
雪深いお寺と除夜の鐘の映像を
何度も観たことはありました。
手水舎
手水鉢
拝観料500円を払って
修行僧の方から 伽藍内の説明をお聞きし 見学開始です。
寺院の建物は【伽藍】と呼ひます。
まず傘松閣(さんしょうかく)に、足を入れました。
この絢爛豪華な天井絵
畳に座り 暫し 見上げていました。
伽藍を繋ぐ廊下や階段
これは足腰丈夫な70代迄でなければ 気楽にお参り出来ません。
仏殿には、曹洞宗の御本尊であるお釈迦様が、祀られていました。
廊下の足元にはめられた 空気孔
も趣あります。
見学所要時間は 休み休み1時間半。
ゆっくり 禅の心を感じることが出来ました。
苔むす 境内、
心に染み渡ります。
私の故郷 幼い頃遊んだ 神聖な場所 伊勢神宮、
夫が三人兄弟で 走り回った 熱田神宮、
全く異なる 領域がそこにはありました。
福井県への旅 といえば、
東尋坊と永平寺とツアーがよく組まれていますが、
今回は、永平寺一箇所で 満ちたりた気分 です。
門前町で
永平寺蕎麦を頂き、
今夜のお宿
粟津温泉へ向かいます。