昨年亡くなった 藤田宜永さんの作品。主人公は私と同じ年、女ばかりに囲まれた日常を送る中で 処世術を身につけ 卒なく暮らす主人公。姉妹との関係、親の終末医療の迷い、自分の老い、娘たちへの思いなどが描かれ主人公とはまるで違うタイプの 昭和のホームドラマ 「寺内貫太郎一家」に出てきた頑固親父の様な男とも縁が出来て、、エンターテイメントとしても楽しく読めました。さて、我が夫も似たような境遇。三人娘がいて 私や 義母、実母と暮らし、、女性の対処法は お手の物!でしょうか?