ずっと 連絡を待っていた。
まるで、死を待つ ように。
日によっては 今日は予定があるから 連絡は来ないて欲しい などと、
自分の都合を呟きながら。
そして、週末の今夜。
母(86歳)を連れ、父(89歳)に会いに。
ホンの少しだけ 火曜日とは違い、
微かに 目に力があった父。
熱も高くなく、脈も血圧も先日より落ち着いている、と看護師さん。
しかし、何時急変するか 分からない状態、と。
看護師さんが、父の耳もとで大きな声で呼び掛けたら、目を開き、
私とも何とか 目が合ったような。
もう決して快方に向う事はない 今の父のような終末期。
心の準備をするしか ないのか。
実家にて、母では手の届かない箪笥の上に載せてあった母の喪服を用意する手伝いをしながら
あれこれ思い出話は 尽きない夜だった。
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