晴耕シ 雨読書ク

農業と文章、大事にしたいです。この2つで友達できるのがうれしい。

250111 毎年の同窓会

2025-01-12 01:01:43 | 日記

今日は同窓会だった。普通なら久しぶりの、という枕詞が似合うような気がするが、私たちの小学校の同窓会は毎年ある。

その同窓生が卒業したのは、たぶん昭和44年。男子19名、女子18名合計37名だった。当時としてはとても小さい小学校。しかも1年生から6年生まで、ずーっと1クラス。1~2年に1回くらい、たまーに転校生が来たり、出て行ったりする田舎の学校だった。

その同級生の2人だったか3人が、確か20歳を超えた正月前の寒い日に、わが家に久しぶりに遊びに来た。小学校の同窓会をしようという。しかも新年が明けた1月2日に。正月だったら、都会に出た人も帰ってきてるから、と。

それからおもむろに電話連絡で招集をかけ、集まった。たぶん37名に対し、半分とまではいかなくても12~3名はきたと思う。そして、これを毎年やることに。しかも最初の議題は次の幹事は誰、を決めることから始まる。2年前までのコロナの時期の4回を除き、も一つあった、5年に一度の中学の同窓会がある年を除き、ほんとに毎年実施している。今67歳だから何回したのだろう。

よく飽きないなあ、と思うなかれ。皆けっこう楽しみにしている、特にコロナで休んだ後のここ2年は、皆年を取って余計に楽しみになったみたい。

今回は最初の議題ではなかったが、気の利く輩がいて、これまでの順番からいくと、来年の幹事はお前だ、そしてその次は俺だと決めてしまった。そして今回出席できなかった女性から、自ら主催のプチ同窓会をちょっと都会の隣の県で来月行うとの連絡まで入った。

1年生から6年生までほとんどが同じメンバーで名前ももちろん変わらないから、4、5年生ぐらいになると、みんなあだ名で呼んでいた。そのあだ名はじいちゃん、ばあちゃんの名前を借りたもの。親はもちろん祖父、祖母まで知っていたからできたのだろう。

みんな健康で、病気自慢でない話題が盛りだくさん。何を話したか聞いたか、もう忘れたが、楽しかったなあ~。


25.0109 勇気凛々 

2025-01-10 20:12:08 | 日記

昨日市立図書館から久しぶりに借りた本を読んでいる。

浅田次郎さんの「人は情熱がなければ生きていけないー勇気凛々ルリの色」と山崎豊子さんの「小説ほど面白いものはない」。

浅田さんのは、文句なしに面白い。山崎さんのは少しさわりを読んだだけだが、これもよさそう。

よおおし、張り切って読もう。いい信念(新年)にいい本に当たるのはとても嬉しい。

そして、一か所だけ思うところが。

 

浅田さんの「男がキレた女の言葉」の章に以下の文章がある。

 

元来東京人は極めて排他的で、理由もなく地方出身者を蔑む。だから東京人の間で「イモ」という言葉は、しゃれにも愛嬌にもならず、口に出した途端喧嘩になる。

他にも「田舎っぺ」の略である「カッペ」も最大の侮辱であり、さらに端的な「ヒャクショー」に至っては、冗談にも口にしてはならぬ禁句であった。

確かに。この頃、今から18年前はそういう風潮だった。

でも、変わった。農家の絶対数が少なくなり、農業への若い人たちの参入希望が出てきたと、同時に、若者の農業にたいする羨望みたいなもの見聞きするようになった。

 

農業への共感が増えるように、私もちょびっと努力して、読み書きしていきたい。

 


250108 日はまた昇る ふたたびびのサンライズパーク

2025-01-09 23:41:30 | 日記

今日の夕方、ほんとに久しぶりに県の総合グランドを走ってみた。5年前に脳梗塞を患ってからなんでかわからないが、それまで日課とまではいかないが、好きでよくやっていたジョギングができなくなった。

30代、私にとっては全盛期と言っていい頃、職場の皆さんとよく走りに行った総合グランド。今は地名の「日の出」も兼ねてサンライズ…と、ハイカラな名前に変わっているみたいだが、アリーナという体育館ができた関係でグランド周りも大きく変わっていた。

一番よかったのはすべてのコースがタータン(今でもこう言うのかはわからないが)になっていて、程よいふわふわになっていること。それから体育館廻りのコースに坂を作って結構な高低差があること。全長1.5kmは変わらずの距離をとってもらっていることがうれしい。

脳梗塞は体のバランスを悪くするのだろうか、ゆっくり走っても、500mぐらいになるとふくらはぎが凝って固くなり、それ以上走れなくなってしまったのだった。でもテニスは、できる。短い距離は走れた。

何とかならないだろうかと、テニスをする前にはいつもコートの公園の周回コース500mを休みやすみ走っていたのだが、一か月前ぐらいから走り方が変わって、超ゆっくりだけど、少しづつ長く走れる気がしてきた。

鎌田實先生の体操「かかと落とし」が効いたのかもしれない。

それで、今日の結果は、途中以前の走り仲間の大先輩と会ったので、立ち話でいったん止まりはしたが、なんと外周1.5kmを走りきれたのだった。

途中たくさんの人たちにどんどん追い抜かれたが、とにかく1周走れたことが嬉しい。

また、走りが再開できることに完敗、いや乾杯だ。


火の鳥 手塚治虫 すごいマンガだ 250108-3

2025-01-08 22:39:55 | 日記

火の鳥は数ある漫画の中でも秀逸だと思う。

手塚治虫さんの漫画はどれもすごいとおもうけど、この漫画はまたすごさが違うような気がする。少なくとも私の中では。

 

そして最近、というか退職してから少しづつだけれど、中学以来の友達のH君から歴史のこと、特に弥生時代の邪馬台国のことを聞くにつれ、ますます特別ものになった。

火の鳥はまさしく、邪馬台国の卑弥呼がいた時代の話から始まっている。火の国が邪馬台国から攻められ、そこに住む少年が卑弥呼に捕らわれの身になることからスタートしている。

 

そして一方では、平成元年に佐賀県の吉野ケ里遺跡が発見され、そこは魏志倭人伝に記されている邪馬台国の都にそっくりだという事実が出てきた。日本の歴史では、邪馬台国が九州説と近畿説の二つがあり、後者のほうが圧倒的に優勢であることも聞いてきた。しかし、吉野ケ里遺跡の出現と数々の関連事項から九州説が盛り返しているのではという気もする。私は学者ではないし、専門家でもないから、その真偽を問う必要はないけれど、九州説がほんとだとしたらこれは面白い。

漫画火の鳥も日本のどこかとは書いていないけれど、いかにも九州だと言わんばかりだ。何しろ「火の鳥」だ。火の鳥は「火の国」で再生する。この火の国はどこだ。名前からして九州のある県だと思う。そしてH君によれば、邪馬台国はその国から滅ぼされたようだと言う。

少し前に吉野ケ里遺跡近くの籾神社のことを書いた。基になった本によると「卑弥呼の墓があるところ」。墳墓だという。これがあるところの地名は大塚…。ますます面白い。

 

もう少し先にH君と北九州の英彦山に行く。お願いして連れて行ってもらう予定だ。邪馬台国の山だそうだ。

楽しみ。


250107-2 漫画が好き

2025-01-07 21:33:34 | 日記

昨日だったかな、NHKで海外で人気が高騰している日本の漫画の話が流されていた。全部は観ていないので多くは語れないけど、とってもいいことと思う。海外のしかも恵まれていない国の方たちにも日本の漫画が勇気を与えていると思うと、こっちまで嬉しくなってくる。

かく言う私も小学校の頃から漫画には一緒懸命だった。

近所の一つ上の先輩YIさん宅の子供部屋の棚には漫画本がずらりと並んでいて、いつでも読ましてもらえたし、貸してもらって家でも読んだ。

4ぐらいの時には、先輩が毎週少年マガジンを買って、私が最初は隔週発行だった少年ジャンプを買ってもらって、交換してずっと読んでいた。

隣町に1件だけあった貸本屋にも漫画を借りによく通った。この頃は、わが家にも私の漫画本を買ってやれるゆとりが少し出てきていたのだろうか。

あんまり裕福ではなかったが、先輩にばかり、お世話のなっていてはいかんと私がねだったのかもしれないな。

少年ジャンプにはずいぶんお世話になったが、その頃熱中して読んでいた漫画はなんだったか、もう忘れてしまった。YIさんの家の漫画本もどんなだったか覚えていない。

でもやっぱり今でも覚えているのは鉄腕アトムとジャングル大帝、ブラックジャック、火の鳥。時代はバラバラかもしれんが、なんだこれ全部手塚治虫さんじゃないか。

そうそう、巨人の星があった。あしたのジョーも。

特に巨人の星は、学校でも見ていいと言われた推薦の漫画だった。

ほかの漫画はどちらかというと、勧められることはなかった。でも今思うと漫画本でも読まないより絶対にいいと思っていた。もちろん今の時代は昔と違うと思うけど。

漫画は必ずその人の人間形成に影響すると思う。何より勇気をもらえる本だと思う。私は漫画は描けないがそういう物語を少しでも、いつになってもいいから書けたらいいなといまだに思っている。