さっき寅さんのことが出てきたから、ついでに書くと。
なんで寅さんは面白いの、面白いのに涙出てくるのはなぜ。
物語は、ワンパターンなのになんで何度も見たくなるの。
でも時々いいのとそうでないものも出てくる。
最高は浅丘ルリ子のマドンナ。
この理由はわかる。浅丘ルリ子は寅さんに決して負けていない。勝負している。
その掛け合いがいい。
さっき寅さんのことが出てきたから、ついでに書くと。
なんで寅さんは面白いの、面白いのに涙出てくるのはなぜ。
物語は、ワンパターンなのになんで何度も見たくなるの。
でも時々いいのとそうでないものも出てくる。
最高は浅丘ルリ子のマドンナ。
この理由はわかる。浅丘ルリ子は寅さんに決して負けていない。勝負している。
その掛け合いがいい。
梅原猛の授業 仏教
を読んでいる。
この本の中で、ひょっとしたら一番大事なことを見つけたかも。
精進、禅定、正語、忍辱。
優しい言葉でいえば「こつこつ努力する」「集中力を養え」「正直であれ」「辱めに耐えろ」
この四つがあれば生きて行けます。これが仏教の教える4つの大切な道徳です。
もちろんこの前後にこの解説があり、これだけではわかりにくいと思いますが。いい言葉です。特に一番意外だったのは最後の忍辱。こんな経験は自分だけと思っていたのですが、皆さんに説いているところを見ると誰にでもあることなんだと、意外な気がします。そしてそれを実行すれば生きていける。
いいですねえ。
辱めに耐えることなんて、二度としたくないと思うのが普通だけど、耐えるのが道徳とは。
恥ずかしいと、思う必要ないんだ。堂々としていよう。
この本ではほかに夏目漱石の坊ちゃんはいい本だとか。
宮沢賢治は明治以降の文学者の中で一番偉い。明治以後の文学者の中で本当に仏教が身についた文学者は。宮沢賢治ただ一人だからだ。
フーテンの寅さん、あちこち旅をして、おっちょこちょいだけどいいことをして歩く。寅さんも遊行僧の伝統ですが、その遊行僧の最初の人が行基菩薩だ。 等々。
梅原猛さんは仕事で森の神のことを調べていて、出てきた人。全部はわからないが、とてもすごいことを書いているなと思った人だった。
今回はたまたま市立図書館で宮沢賢治のコーナーを見ていたら見つけた。いい本みたいです。この際、仏教をもう少し勉強してみよう。
お勧めの本です。