燃え殻氏による小説。
自分と同世代で会社員の人の本ということで、興味を持ったので、
図書館で予約して借りました。
こういった、20年前のどこにでもあるような、
ありふれた過去の誰かだったり何かだったりの話が、
今の自分を一瞬一瞬生かしてくれていると感じることはあります。
これに共感できるということは、自分もそれほど悪い年の取り方を
しているという訳ではない、ということかな。
当時のサブカルや彼女とのラブホテルの話、工場でのアルバイトの話など、
登場する街の風景も私にとって全く知らない場所ではなく、
そういうことやそういう場面は確かにあるよね、と興味深く読めました。
もうかなり色あせてしまった当時の思い出や心の機微を、
再び原色に塗り直してくれるような、そんな小説です。
自分と同世代で会社員の人の本ということで、興味を持ったので、
図書館で予約して借りました。
こういった、20年前のどこにでもあるような、
ありふれた過去の誰かだったり何かだったりの話が、
今の自分を一瞬一瞬生かしてくれていると感じることはあります。
これに共感できるということは、自分もそれほど悪い年の取り方を
しているという訳ではない、ということかな。
当時のサブカルや彼女とのラブホテルの話、工場でのアルバイトの話など、
登場する街の風景も私にとって全く知らない場所ではなく、
そういうことやそういう場面は確かにあるよね、と興味深く読めました。
もうかなり色あせてしまった当時の思い出や心の機微を、
再び原色に塗り直してくれるような、そんな小説です。