『情報の記憶から情報の検索と活用へ ~知識の活用と知識の構造~』
(1)情報の記憶から情報の検索へ
1)メディア:現在のようにインターネットが普及する以前は、情報を発信できるメディアが限られていた。(新聞・雑誌・書籍・辞典、テレビ・ラジオ、レコード・CD)
2)一方向的:誰でも自由に情報を発信できる訳ではなかった。(受信が優位)
3)アクセス:必要な情報を、いつでも自由に調べることができる訳ではなかった。(図書館・百科事典)
4)検索:情報はアナログ形式で、検索する人の知識が頼りであった。(索引・情報カード)
5)そのため、情報を記憶したり、保存することに価値があった。(記憶力・切り抜き・フォルダ)
(2)検索エンジン・随時性・双方向性
1)必要な情報に、いつでもアクセスして検索できる。
2)双方向的なネットワーク。発信することも可能になった。
(3)知識の活用と知識の構造
1)情報を記憶することよりも、検索することにシフトした。
2)知識を活用して、付加価値を生み出し、問題を解決する。
3)知識のまとまりやつながり(知識の構造)が重要になる。
4)インプットよりもアウトプット、短期記憶や長期記憶よりもワーキングメモリが重要になる。
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