明けまして・・・
実は今、喪中につき新年の挨拶はご遠慮中です。
昨年11月母が永眠し、母の葬儀を流行りの簡略なお葬式で執り行いました。
一般的なお葬式のイメージって、こんなのかな?
身内の死を実感する間も無く故人の親族がやってくるから対応して、
近所の方や故人の知り合いがやってくるから対応して、
殆ど接点のなかった外戚のオジサン&オバサンがやってくるから・・・、
それが通夜、火葬、葬式、告別式、納骨、49日、と短い期間に怒涛の如くイベントが目白押し。
・・・故人を慈しむってこんなだっけ?
私の母は10年以上故郷を離れた施設で過ごしたので近くに知り合いはなく、親戚とは縁も連絡も途切れていたので葬儀にやってくるのは私の妹とその家族、つまり義弟と甥っ子だけ。
なので母の葬儀を簡略的なお葬式で執り行うと言っても誰からも苦情、苦言はありませんでした。
妹とは事前に相談して、葬儀をお願いする業者もプランも取り決めてましたし。
ただし一時命が危ぶまれていた父のための葬儀プランでしたが・・・。
母の遺体は、セレモニーホールの担当者の運転で病院からセレモニーホールの別棟にある安置室へと運ばれ、火葬までの間ずっとそこで眠ってました。
(※病院から遺体を搬送する前に業者へ連絡を入れておかないといけません。事前の下準備は必須。)
なので実母の死後とは思えないほど、家の中ではいつもと同じ日常生活を送れました。
火葬の手配とか死亡届は業者にお任せですが、年金とか保険証の返納とかの手続きは自分達でやりました。
・・・ホントに年金機構はク◯ですね。
火葬当日の朝、お別れの会ということで、安置室で私の家族と妹の家族、そして家内の両親が参列。
棺を花で満たして火葬場へ。
火葬場で母の遺体は小さな骨壷の中の骨となり、ひとまずセレモニーはお終いです。
予約していた少しお高めの食事処で厄落とし代わりの食事会をして解散しました。
ちなみにここまで掛かった費用は・・・
お葬式の値段が基本20万円、オプションとして花を1ケースで3万円。
火葬までのドライアイスが基本セット4日分で足らなかったのでプラス2万円。
合計25万円ちょっとでした。
セットプランに含まれるものは、遺体の搬送、安置室での保管、棺、仏衣、枕飾り(レンタル)、白木位牌、遺影写真、花(顔の周りを埋める程度)、骨壷、火葬手続き代行、など。
それに市に払う火葬代が5千円。
母の遺骨は閻魔王の裁定のある49日までの間、自前で用意した簡易的な仏具と遺影と共に我が家のリビングで過ごして貰い、そして先日、海洋散骨の会社に遺骨を預けて来ました。
お墓を作らない事にしたんです。
この先、私の両親、私、家内、そして家内の両親の計6人のお墓を息子1人に押し付ける事は出来ないのというのが一番の理由です。
遺骨を海へ散骨してお墓を残さない事について、香典を出した家内の親戚(お年寄り)の皆さんは意外にも肯定的だったらしい。
お墓問題は誰もが頭を悩ます問題の様です。
母の遺骨は3ヶ月以内に故郷の駿河湾へ還る予定です。
私自身も自分の死後、海洋散骨をして欲しいと家内と息子に伝えてあります。
沖縄の綺麗な海の一部になるのも悪くないよなぁ。
ちなみに海洋散骨に掛かる費用は約5万円。
しかし母の死後拝む対象が無くなってしまうのは少し辛いものがあります。
とはいえ、戒名も位牌もありません。
オプションで僧侶の手配や戒名を授かる事も可能ですが、そーゆーのは苦手。
もっと言えば、普段信仰していない仏様に都合のいい時だけすがるのはみっともないと思ってる。
なので少量の遺骨をロケットに保管して遺影と一緒に飾るフォトフレームを購入しました。
私は仏具屋で注文しましたがネットでも購入できます。
私が購入したのはこんなのです。↓
https://www.mao-online.com/c/mini_urn/09-60-770?gclid=CjwKCAiArNOeBhAHEiwAze_nKAmZhzCzs7AEZV5zIZYWpLk_emobQQgbW5y1z1LyphCeGqbr7WD4bhoCWQUQAvD_BwE
手元供養品を見てみるとピンキリで色々とありますので探してみるといいでしょう。
遺影だけでも十分ですが、遠く離れた父の親戚へ挨拶に向かう時に母を連れて行きたいのでこの様な形に落ち着きました。
価格3万5千円。
葬儀に掛かった費用は全部併せて約35万円。
母の親戚には何の連絡もせず、父の親戚からの香典は辞退しました。
が、予定に無かった家内の親戚や職場の同僚らから香典がきたり、会社から弔辞金1万円、自治会から5千円が届きました。
2ヶ月後に市から葬儀代として5万円が出たし、香典返を差し引いても自己負担は15万円程度で収まりました。
文頭に戻りますが、
お葬式って形式でガチガチになって、遺族はてんてこ舞い、普段は顔を見せない親族があーだこーだと煩く、ホントに故人がそれで喜んでいるのかよく分からないというイメージがありました。
でも今回の母の葬儀では、母の死後から今日までしんみりと落ち着いた心で母のことを思い出すことが出来て、心から母を送り出すことができた様な気がしています。
そして自分の葬式もそうあって欲しいと心から思います。
実は今、喪中につき新年の挨拶はご遠慮中です。
昨年11月母が永眠し、母の葬儀を流行りの簡略なお葬式で執り行いました。
一般的なお葬式のイメージって、こんなのかな?
身内の死を実感する間も無く故人の親族がやってくるから対応して、
近所の方や故人の知り合いがやってくるから対応して、
殆ど接点のなかった外戚のオジサン&オバサンがやってくるから・・・、
それが通夜、火葬、葬式、告別式、納骨、49日、と短い期間に怒涛の如くイベントが目白押し。
・・・故人を慈しむってこんなだっけ?
私の母は10年以上故郷を離れた施設で過ごしたので近くに知り合いはなく、親戚とは縁も連絡も途切れていたので葬儀にやってくるのは私の妹とその家族、つまり義弟と甥っ子だけ。
なので母の葬儀を簡略的なお葬式で執り行うと言っても誰からも苦情、苦言はありませんでした。
妹とは事前に相談して、葬儀をお願いする業者もプランも取り決めてましたし。
ただし一時命が危ぶまれていた父のための葬儀プランでしたが・・・。
母の遺体は、セレモニーホールの担当者の運転で病院からセレモニーホールの別棟にある安置室へと運ばれ、火葬までの間ずっとそこで眠ってました。
(※病院から遺体を搬送する前に業者へ連絡を入れておかないといけません。事前の下準備は必須。)
なので実母の死後とは思えないほど、家の中ではいつもと同じ日常生活を送れました。
火葬の手配とか死亡届は業者にお任せですが、年金とか保険証の返納とかの手続きは自分達でやりました。
・・・ホントに年金機構はク◯ですね。
火葬当日の朝、お別れの会ということで、安置室で私の家族と妹の家族、そして家内の両親が参列。
棺を花で満たして火葬場へ。
火葬場で母の遺体は小さな骨壷の中の骨となり、ひとまずセレモニーはお終いです。
予約していた少しお高めの食事処で厄落とし代わりの食事会をして解散しました。
ちなみにここまで掛かった費用は・・・
お葬式の値段が基本20万円、オプションとして花を1ケースで3万円。
火葬までのドライアイスが基本セット4日分で足らなかったのでプラス2万円。
合計25万円ちょっとでした。
セットプランに含まれるものは、遺体の搬送、安置室での保管、棺、仏衣、枕飾り(レンタル)、白木位牌、遺影写真、花(顔の周りを埋める程度)、骨壷、火葬手続き代行、など。
それに市に払う火葬代が5千円。
母の遺骨は閻魔王の裁定のある49日までの間、自前で用意した簡易的な仏具と遺影と共に我が家のリビングで過ごして貰い、そして先日、海洋散骨の会社に遺骨を預けて来ました。
お墓を作らない事にしたんです。
この先、私の両親、私、家内、そして家内の両親の計6人のお墓を息子1人に押し付ける事は出来ないのというのが一番の理由です。
遺骨を海へ散骨してお墓を残さない事について、香典を出した家内の親戚(お年寄り)の皆さんは意外にも肯定的だったらしい。
お墓問題は誰もが頭を悩ます問題の様です。
母の遺骨は3ヶ月以内に故郷の駿河湾へ還る予定です。
私自身も自分の死後、海洋散骨をして欲しいと家内と息子に伝えてあります。
沖縄の綺麗な海の一部になるのも悪くないよなぁ。
ちなみに海洋散骨に掛かる費用は約5万円。
しかし母の死後拝む対象が無くなってしまうのは少し辛いものがあります。
とはいえ、戒名も位牌もありません。
オプションで僧侶の手配や戒名を授かる事も可能ですが、そーゆーのは苦手。
もっと言えば、普段信仰していない仏様に都合のいい時だけすがるのはみっともないと思ってる。
なので少量の遺骨をロケットに保管して遺影と一緒に飾るフォトフレームを購入しました。
私は仏具屋で注文しましたがネットでも購入できます。
私が購入したのはこんなのです。↓
https://www.mao-online.com/c/mini_urn/09-60-770?gclid=CjwKCAiArNOeBhAHEiwAze_nKAmZhzCzs7AEZV5zIZYWpLk_emobQQgbW5y1z1LyphCeGqbr7WD4bhoCWQUQAvD_BwE
手元供養品を見てみるとピンキリで色々とありますので探してみるといいでしょう。
遺影だけでも十分ですが、遠く離れた父の親戚へ挨拶に向かう時に母を連れて行きたいのでこの様な形に落ち着きました。
価格3万5千円。
葬儀に掛かった費用は全部併せて約35万円。
母の親戚には何の連絡もせず、父の親戚からの香典は辞退しました。
が、予定に無かった家内の親戚や職場の同僚らから香典がきたり、会社から弔辞金1万円、自治会から5千円が届きました。
2ヶ月後に市から葬儀代として5万円が出たし、香典返を差し引いても自己負担は15万円程度で収まりました。
文頭に戻りますが、
お葬式って形式でガチガチになって、遺族はてんてこ舞い、普段は顔を見せない親族があーだこーだと煩く、ホントに故人がそれで喜んでいるのかよく分からないというイメージがありました。
でも今回の母の葬儀では、母の死後から今日までしんみりと落ち着いた心で母のことを思い出すことが出来て、心から母を送り出すことができた様な気がしています。
そして自分の葬式もそうあって欲しいと心から思います。
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