OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

一世代

2010年12月09日 | 日記
一世代は30年だとか。

昨日12月8日はジョンレノンが銃弾に倒れてから30年だという。
そう、あの日、私は高田馬場にいた。
早稲田通を歩いていると、知人とばったり遇った。
「ジョン・レノン、しんじゃったね…」と挨拶代わりに知人はいった。
通りにあるジャズ喫茶に入った。
知人は自分の劇団のポスターを抱えていて、喫茶店まわりだった。
会わなくなって二年ほど経っていたが、たいした話はしなかった。

それから何年たってからだったか、古い文字の金文でタテに「十九」と和紙に二文字書いて作品とした。
その作品は地元のインド民芸店の店主が観てくれて、とても気に入ってくれて、ピン止めしてしばらく店に飾ってあった。

その後、すべて思い出になった頃、新たに「十九」を作品とした。
フランス個展の時にわりと評判よくフランス人が買ってくれた。

いまはむかしのものがたり…。




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