OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

鳥の記憶

2010年12月08日 | 文化・芸術
小冊子「鳥の記憶」が荒川尚也さんより届く。

荒川さんはガラスを素材とした制作者として知られているが、ガラスの詩人なのだ。
今回の冊子は、2009年6月、京都の堺町画廊での個展のレポートとしてまとめられたものだが、荒川さんは、今年も群馬だったか栃木だったかで、大胆と思える場所で展示をしたな、確か。その案内チラシの洒落ていたことよ。

京の町家の画廊でのレポートは、印象的な場所、空間を求め続けている作家の意思を表すものらしいが、この堺町画廊と荒川さんの関係にはドラマがある。
『トリキチ誕生』1959年理論社 
がキーワードである。
今回はなぞのまま私の中途半端レポートとする。

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