OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

みんなの書展

2012年05月09日 | 書道・筆文字
今日は日野へ。
新選組書展後期展を観に行く。

大型書展も会期が別れての展示があるが、この新選組書展は別れて展示されるものは落選作品である。
いいじゃないか、そういうの。
いい方を変えれば、みんなの作品展である。アンデパンダン展といってもいい。
規模は小さいが、心持ちは上々である。
関係者の関わり方に感謝である。

書家のための様々な書展から子どものお習字展までさまざまであるが、上手さを基準とするものがほとんど。
この新選組書展は、上手いものも選ぶが、書や筆文字の魅力を最大限に考慮する審査である。
遊びを基準にしてはいない。だが、時には遊んだ書も選ぶ。それでも、書の魅力をいつも思っている。
落選作品も輝いている。


帰り道、小川の和紙研修にいらした時代の最先端を歩む某プリンター会社社長を訪問。
機密事項がぎっしりだが、まったく理解できないので、全部みせてくれた。

趣味とする写真は、被写体を富士山とした時の大らかさ、道を撮った時のひろがり、求道精神を感じるものだった。
気持ちいい人との一時だった。

その後、国立ノ―ションへ。
みんな墨磨りは上手い。
墨磨りコンテストがあれば入賞の可能性がある。




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