







このブログを前からご覧頂いている方はご存じかもしれない。
「鶴」は東北大震災後の4月29日、鎮魂と再生を願って、気功太極拳の出口氏とのコラボで川崎でステージ上で書いたものだ。津波で亡くなられた方も、ふるさとの海を愛したまま旅立ってほしい、と祈りの書であった。
本来、その場で反故にしてもいいものだったが、それを観ていた小塚神色さんが、震災チャリティコンサートを予定していてそのステージで飾りたい、とその思いはつながった。そして、またその思いは、その夏、また展示され、お香のテーマにもなったりして、被災された方々への思いはつながっていった。
釜山展が企画される中で、最後に、韓国の方に「鶴」の余白部分に震災へのメッセージを書いていただきて、被災地に展示して、この「鶴」は羽を休めようと思った。
震災後から今まで、ボランティアを続けているチーム東松山。代表の松本さんに、被災地の写真も用意していただき、「鶴」とともにみて頂くことにした。
「鶴」に書くのではなく、他のものに書いてもらえば、と松本さんにアドバイスいただき、半紙持参でそこに日本語やハングルでメッセージを書いてもらった。
それをもって私の書のワークショップとした今回、60枚ほどのメッセージが集まった。
すぐには行けないけれど、韓国の方の思いを届けなくちゃ。
今日は地元図書館主催の「遊びま書Ⅱ」。2年ぶり。
クイズ、ゲーム、140㎝段ボールに書くなど。
図書館スタッフ、渾身の市民講座。養生だけでもへとへと。
図書館は小さくとも発想はすごい!