OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

亜麻色の髪の乙女

2013年03月03日 | 文化・芸術
アンコールはドビュッシーなど。
田崎悦子さんのピアノコンサートは、ブラームス、ショパン、リスト。
アンコール以外は、知っている曲なし、だった。

今日は、了中をみに、スパイラルホールでの芸とトークの「花方」にいく予定だった。
歌舞伎の尾上、活花の石草、一中節の都、の家元や家元後継の3人らの出演。
前売りは買っていない。念のため、ホールに問い合わせてみると、人気があったらしく、当日は立見覚悟と。
それでは、止め。

それなら、もう一つ気になっていた方へ。こちらは当日もOKと。
大森は山王の知る人ぞ知るホール。世界的に知られていても、一般、特に日本では、知る人ぞ知るピアニスト。
客層はよかったが、たった6,70人のホールコンサート。
そうして、最前列で、ピアニストの技をかぶりつきで観て、聴いた。

田崎さんの一言一言が、過去の蓄積からくる身体を通しての言葉だった。
ピアノ演奏評は私は語る資格なし。でも、久々に、魂にくる音を感じた。
その場にいる幸せを感じたのだ。

帰りに新宿伊勢丹に来ている、ニューヨークの田崎さんではなく、山梨は染織IWASAKIの悦子さんを見て帰った。

それっぽい時代になったと思うが、それっぽい時代とは縁のない一日だった。






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