OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

出会った時よりも

2012年11月07日 | 文化・芸術
国立劇場での福原会に出向く。
先代家元の寶山左衞門(たがらさんざえもん)三回忌追善演奏会。

今回もめくりを書かせていただいた。
福原流は長唄から、先代の作曲したものや童謡まで幅広い。
そうすると、書くにあたって前回の常磐津のめくりとちょっとノリが違う。
あからさまに違うわけではないが、意識はだいぶ違う。


さて、新橋のさよりさんや赤坂のさとみさんらの芸者さんも花があったが、今回、久々に拝見したのが杵屋の三七郎。

私のはじめての個展は谷中。その時知り合って、谷中で何度か会って、最後は彼のお父さんの葬儀以来かもしれない。

ひょろっとして、ちゃらちゃらして字まで瀟洒で明るい印象だったが、長唄の世界でしっかり活躍している三七郎さんでした。貫禄さえ感じました。
知りあってから20年近く経っていれば当たり前か。

輝いているのが嬉しい。
彼のように前会った時よりも輝いていたいもんだ。



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