OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ご縁

2015年10月29日 | 日記
江戸城の守り本尊であったから葵がつくのか「葵正観世音菩薩」。

山岡鉄舟の書。

先週は鉄舟ゆかりの宿。今週は鉄舟ゆかりの寺である。
始皇帝と大兵馬俑展の帰り路、ぶらり谷中であった。


谷中の全生庵は、幕末明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔うため、明治16年に鉄舟が開いた禅寺である。

本堂裏の一番奥の鉄舟の墓に手を合わせ、鉄舟の字でなる三遊亭円朝に墓に手を合わせ、速水御舟らの師であった松本楓湖の墓に手を合わせた。

それにしても、危なっかしい世の中である。国事で殉ずる方をこれからはだしたくないものだ。
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