OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

通過地点

2011年04月26日 | 書道・筆文字
三渓園で行われる日本の夏じたく展は、今回の大震災に対してなにができるか、メールを中心にみんなが意見を出し合った。
思いはそれぞれだが、夏じたく展として募金箱などは置かない。私たちらしく、表現で何かできないか、ということで、出品者全員が扇面に何かを書いたり描いたりして、扇子に仕立て、チャリティ価格でメイン会場で展示即売をし、それを義捐金とする。一億円はおろか、ほんの数万円かもしれない。でも展示を想像すると、とてもさわやかな印象。
それは私たちの思いの通過地点である。

私は、みちのくの歌枕を念頭にして書いた。
歌になったもの、歌枕そのもの、歌枕の一字をとって別次元にしたものなどに仕上がる手はずだ。
扇子の仕立てもとてもいいもののようだ。
今年の夏は節電のため、扇子が重宝するはずだ。


ご近所によると、「笑点」は、岩手出身(っていってたかな…)、今は、いわき市に住むベテラン漫談師を呼んだという。5月1日放映予定という。今の状況で、こちらもどんなふうな仕立てになるのか興味津津。

今日は最後に「随心所欲(心の欲する所に随う)」と書いた。
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