OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

大空 青空 冬空 

2020年11月19日 | 日記

土曜日は冬晴れ。というかまだ秋の気分あり、の両国だった。

月曜、またあたたかく、暦のとおりの冬の気分ではなかった。

日本一の川幅といわれる荒川の橋を車で渡りながら、トンビが一羽、輪をかいていたのがみえた。

アホウドリからその場でトンビになり、言葉も入れ替わりながら、

秋思する大空 あほう鳥一羽

と書こうとしていたものが、

大空 秋思す 鳶(とんび)の一羽 

と書いた。

言葉を書に落とし込む前に書くと、ただ書いただけ、になってしまった。

その夜、反省し、半紙にあらためて、構成す。

後の祭り。

結果は、今の自分。だからしかたなし。

 

それもよし。その時の一生懸命。

いつでも、いい天気。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「さくら」 | トップ | 墨色(すみいろ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事