OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

つわぶき

2012年11月18日 | 日記
今日は世田谷の柳澤邸へ。

庭には、栗の実が落ち土に還ろうとし、柿も食べ頃、きんかんはまだ青く、万両、木瓜、山茶花、紫式部などが咲いていた。
そんななかに目立たずひっそりと咲くのが、つわぶきの花。

この花の名前を覚えたのは7,8年前?
和紙仲間だった植木屋さんは趣味の一つが俳句。

さすがに句は忘れたが、嫁ぐ娘をつわぶきの花にたとえ、いい句を詠んだ。
和紙センターの事務所の脇に毎年咲いている花である。

無器用は父親に似て石蕗(つわ)の花

だったかな。


石蕗にねむるミカエル弥吉ガラシャまり  秋桜子


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4 コメント

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Unknown (美鼓)
2012-11-19 12:31:51
いい。
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天才の句 (小熊)
2012-11-19 17:35:17
 恋しくも言い出せはせず石蕗の花

写真と合わせてみると…べた、すぎか…。
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つわぶき (美鼓)
2012-11-19 22:59:34
女性的に見れば、ベタというよりは、飾り気が無くて率直なようでいて、でもじれったいようで、素敵です。
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精進 (小熊)
2012-11-20 11:34:25
おほめにあずかり光栄です。
しかし、この句は、キャッチコピー程度だな、やっぱし。
本物は違う。
精進、精進。
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