OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

具体

2012年07月24日 | 文化・芸術
毎日展を観た。
熊谷恒子特別コーナーはやはり品格がある。

現代作家では、小山さん、慶徳さん、ベテランながら新鮮。

隣りでやっていた「具体」展は、私が生まれる前から18年間の活動をして世界に名をとどろかせた前衛美術グループ「具体美術協会」の足跡をたどる。

戦後の前衛書にも影響を与えた。
日本でなかなか評価されないなか、フランスの批評家ミッシェル・タピエに評価され、世界の抽象運動の一角を担うことになる具体のメンバーだが、リーダーの吉原治良は芦屋のおぼっちゃまだったことを再認識。
メンバーの写真をみるとみんな紳士淑女のよう。

白髪一雄のダイナミックな絵のアクションは足を使ってなったのは有名だが、
キックボクシングとボクシングの違いをいつも感じてしまう。

具体がだんだん絵画中心になって、だんだん明るくなって、元永定正さんの作品なんか今でも惹かれる。

1956年の映像だったか、当時の具体を紹介したニュース映像が休憩室にながれていたが、笑えて、いい。

きょうの昼食は、新大久保で、モンゴル薬膳火鍋。
韓国料理ばかりでなく、これ、お薦め。

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