OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

昭和歌謡

2021年04月22日 | 日記

たまたまTVで「夜間飛行♪」を歌っていた。

宮沢喜一さんの一族?エマさんが歌っていたが、

もともとちあきなおみさんの歌だ。

聴いたことあるな~、と思って、あらためてユーチューブで聴いてみた。

喝采♪ すごいな~。普通に歌っているようで情景を描き出してしまう。

ファンであると問われれば、違うのであるが、ちあきなおみの劇をみているような歌唱は、すごい、と思って見入ってしまう。

ねぇあんた♪ 

朝日のあたる家♪ アメリカの曲だが、日本語の歌詞が、浅川マキだった。

夜へ急ぐ人♪ 衣装や髪形、そこからの振りまで、この方でなくてはこうならないだろうな、と思う。

この曲は、友川カズキさんが、作った、と今回知った。

昨年だったか、「どこへ出しても恥ずかしい人」というドキュメンタリー映画?のチラシをみた。ギャンブル中心に生き、歌は小遣い稼ぎらしいが、昔々の私の二十代、友川カズキさんの絵の個展をみ、会場でライブになって、絶叫歌人の福島さんが乱入?した場にいたことを思い出したが、今はこうなったか、と、どこか、わたしのなかでは、友川さんはどうでもいい人になっていたが、「夜へ急ぐ人♪」を歌うちあきなおみさんに見入って、友川さんへの見方は変わった。

本物の庶民感覚を持ちながら、深層へ入り込む詩人は、嘘っぽい現代にはボヘミアンでしか生きられない。

ここまで来て、友川カズキさんの生き方が少しわかるようになってきた。

 

友川さん自身が唄う「夜へ急ぐ人♪」もこれまたよかった。

 

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