梅雨らしく湿っぽい日が続きなかなか気分も上がりませんが
単純な私は道端で色鮮やかな紫陽花を見かける…
それだけで憂鬱な気分も吹き飛んでしまいます♪
ところでこの紫陽花(アジサイ)という漢字の表記
本来は別の花を指す誤った当て字なんだとか。
古い時代の日本でアジサイは「あづさヰ(集真藍)」と書き
名前には「青い小花が集まって咲く」という
なるほど~な意味が込められているのですが
本物の紫陽花は中国のとあるお寺にあった
今の日本で言うアジサイとは全く異なる花だそうで…。
白氏文集にある紫陽花詩を読んだ平安時代の学者が
紫陽花をアジサイの漢語だと解釈したのが
紫陽花と表記するようになった始まりだそうです。
どんよりと曇った空の下で色鮮やかな花を咲かせる
正に読んで字の如し!!
な、アジサイにぴったりの綺麗な字面なので
大昔の人が間違えてしまうのは無理もない事なのかも?