ヒカリS.E STAFF BLOG

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2017年02月03日 | Weblog

今回紹介する本は64です。

 

すでにドラマや映画にもなっているので今更感はぬぐえませんが

それはさておき

一週間しかなかった昭和64年。

その一週間の間に起った誘拐事件。

犯人は捕まらず未解決となり14年が過ぎ、時効まであと1年。

物語の舞台はそこから始まります。

主人公は警察官の三上義信。

普通の小説では捜査一課という設定が殆どですが、

この小説ではなんと広報官。

なかなか意外な設定です。(もともとは捜査一課ですが)

広報官なのでマスコミとの軋轢

さらには警察内部の闇、家庭の問題。

等々、色々な事に巻き込まれながら

事件は徐々に真相に近づきます。

作者が元新聞記者というだけあって、マスコミとのやり取りは

読んでいてリアリティを感じます。

是非読んで見て下さい。