類人エン(さすらいの詩~砂一詩集)

旅の終わりにこそ続けて流離う。
遠回りの道。
迷うな!それが真の勇気。
無限の嘆きは感謝。
神への祈りだ。

筏に揺られて

2013-05-05 22:00:52 | Weblog
水浸しになった筏の上でしがみ付く。

この海は不思議な風が吹き、どっぷりと湿気に包まれる。

その90度以上の湿度が体を冷やす。

気温は決して低くはない。

寧ろ高めである。

南の風が冷たいのである。

これはどこからの偏西風?

恐らくエベレスト下ろし?

アジアの風だ。

インドシナ半島からの吹き込み?

もしかすると南シナ海からの赤道の熱帯雨林の風?

3月4月5月とこのシーズンはこの地方を湿度の地獄へと落し病気を呼ぶ。

春なのによく冷える。

水分が冷やすのだ。

さあこの海をずぶ濡れになりながら乗り越えてゆく。

アジア諸国行脚のタイムトンネルへと。


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