カメラ大好きおばあちゃん

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50歳過ぎたら 「ひとり暮らし」 の準備を!! (松原 惇子)

2017年05月11日 | その他
6~7年前になるかなぁ‥毎日新聞から集金の際に頂く「毎日夫人」という冊子の記事です。 松原 惇子は1947年生まれの作家、カウンセラーで、一貫して女性の生き方を応援するノンフィクションを発表し、執筆活動のかたわら、セミナー、講演会などで全国を飛び回っています。

結婚している人は、人と生活することに慣れているため、ひとり暮らしになったとたんに落ち込む場合が多いように見受けられる。
「あら、そんなことないわ。私はひとりが好き。ひとりでいるとせいせいするわ」という声が聞こえてきそうだが、「たまにはひとり」は誰でも好きだ。
長い間の習慣とは恐ろしいもので、年を重ねれば重ねるほど、変化に弱くなる。どんなに馬の合わない夫でも、 いるのといないのとでは、 精神的にちがって見慣れた景色というものは好みでなくても、精神安定剤になっているものだ。
イキイキとした人生後半を過ごすためにも、50歳を過ぎたら、いつ環境が変わってもいいように準備しておく必要があるだろう。
私が主宰しているSSSネットワークの女性たちを見ていると、 ひとりの準備のある人とない人の差を感じざるをえない。 準備のある人というのは、日頃からひとりの習慣をもっている人のこと、言い換えれば、ひとり遊びが上手なひとである。
60歳でひとりになった女性に、 ひとり暮らしを満喫している人がいる。 彼女は好きだったゴルフをやめ、 今は映画を趣味にしている。 ゴルフをやめた理由を聞くと、ひとりで遊べないからだという。若いうちは、 一声でゴルフ仲間が集まったが、60を過ぎると、経済状態や身体状況にばらつきが出て来るため揃わなくなるらしい。それに、相手を誘うのも煩わしくなったと彼女は語る。
誰かと一緒は楽しいが、相手がいなくては楽しめない自分では、先が思いやられるというものである。先ずは、ひとりで映画や美術館にいくことから始めよう。友達を誘わないでどれだけたのしめるか。ひとりを楽しむためには、おしゃれをして出かけることがポイントだ。まず、自分を高めることから、ひとり遊びは始まる。ひとりだからどうでもいいという考えは間違いだ。
それが出来たら、次にひとりでレストランに入って食事をしてみよう。ワインを飲み、楽しそうに食事をしている人たちの間で、ひとりおいしく食事がいただけたら合格だ。

普段から身だしなみには気を付けているつもりですが、 残念ながらおしゃれというには程遠いと思います。また喫茶店ならひとりでも入れますが、レストランへひとりで入って食事をしたことはないです‥ひとりになった今、まだまだ修行が足りないということですね‥(-_-;)