Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

医療保険制度...

2007年07月11日 | 豆話
機会があり、現在アメリカにおける医療保険制度について色々調べています。

アメリカの場合、日本とは異なり国保など国が医療保険を行ってないので、民間の保険会社が販売するパッケージプランなどに入ります。それを要は会社と雇用者で支払っていくわけなのです。

この辺自由競争ということで、かなり色々なパッケージ保険があるようでして...(もちろんそれだけ未払い事件も多いようですが...)、僕もアメリカでサラリーマンをやっていた頃、入社時に色々なプランを見せられ、結局負担が大きかったですが、数年先に入社したフィリピン系アメリカ人のススメで一番良いプランに入ってみた記憶があります。確か歯医者や眼科は10%の自己負担。それ以外は100%保険負担だったような気がします。

なかなか良いじゃない!とその当時は思っていたと思うのですが、実は色々調べていくうちにアメリカの医療制度より日本の制度の方がまだマシなのではないか?と思い始めました...。まぁ、日本は日本で色々問題を抱えておりますが...。

現在人口3億人強のアメリカでは、約5000万人が医療保険未加入者だそうです。ちなみに人口は7秒ごとに赤ちゃん一人が生まれ、13秒ごとに国民一人が死亡。31秒ごとにメキシコなどから移民が流入してきているそうで、全体的にみてかなりの増加傾向にあり、今後40年でさらに1億人の人口増加予想が出ています。この為これら5000万人の人々は極力医者へは通わず、最後の最後...我慢しきれなくなったら、緊急患者として運ばれるそうなのですが...この為常に緊急病院は満員状態となってしまっておりまして...、結局保険を持っていたとしても自分になんらかの事態が急に起こると、緊急病院は常に一杯なので対応にかなり遅れが出てしまうようです。そして実際保険を持っているのにも関わらずこのような状況下で命を落としていく老人などが急増しているようです。

更に追い討ちをかけるかの如く高騰する米国の医療費...。これはたとえば製薬会社が研究開発を続け、世界に先駆けていち早く新薬を市場へ提供するという名目のもとに製薬の価格を自由に設定できるようにアメリカ政府自体が容認している事が第一の問題だそうです。

アメリカ大手のウォルマートやスターバックス社などはこれら医療費負担額の増大に伴い、2012年までに政府による国民皆保険制度の創設を求めているそうです。

と、このような内容が...マイケル・ムーア監督の新作映画『シッコ』で訴求されるようですが...。日本の保険制度もかなり問題になってますが...アメリカでは更に問題となっているんですね...。

まぁ、そもそも環境問題然り...人口増加が一番の問題なのではないでしょうかね?

そういえば、世界で一番CO2を排出しているアメリカでは、環境問題の解決策として『人類滅亡』を掲げる過激運動:『VHEMT(The Voluntary Human Extinction Movement):自発的な人類絶滅運動』が存在するそうです。恐らく一番の解決策はここにあるのでしょうが...。しかしこれは行き過ぎた行為ですよね...!?







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