ザ・マジックアワー ★★ 津田沼テアトルシネパークにて
監督 三谷 幸喜
出演 佐藤 浩市
妻夫木 聡
深津 絵里
西田 敏行
2008年 日本
暗黒界のボスの愛人に手を出した男ビンゴが命を助けてもらう代償に、伝説の殺し屋デラ富樫を探し出すのだが・・・
前作「有頂天ホテル」のこともあり、今回見に行くのをためらっていましたが、三谷ファンとしちゃね・・・と見に行きました。
「有頂天ホテル」同様、決して面白くないわけではないのだけれど、すっきりしないものが残る映画でした。
実際笑ったのは、前半のデラ富樫がボス初めて会う辺りまでで、その先はさほど笑わなかったな~(クスリと笑う事はあったんだけれどね!)
そして、実に残念だったあのラスト・・・
いままでない、コミカルな役も本当に上手く演じていた佐藤 浩市さんをあんな中途半端な感じで終わらせて欲しくなかった・・・
そして、このタイトル「ザ・マジックアワー」をつけた、村田が愛してやまない往年の大スターと出会うくだりももうちょっとふくらませてくれれば、感情移入もできたんだけれど、あれでは泣けないしね・・・
ビリー・ワイルダーの「あなただけ今晩は」と似たようなセットで、監督のビリーワイルダーへのオマージュも分かるし(実際ひまひまも、ビリー・ワイルダーでは「あなただけ今晩は」が一番好き!)「アンタッチャブル」や市川監督に対する、エンドロールの作りも分かるのだけれど、ひまひまには「三谷監督はやはり映画が好きなのね~」とどうも、監督はこれだけやって楽しかったんだろうな~という、なんともヘンテコな印象が残ったわ・・・
これ、映画にしなきゃいけなかった?
舞台だったら、もっと面白かっただろうね~
三谷さ~ん!映画は止めて舞台だけにしてくださ~い。
ひまひまは「バッド・ニュース★グッド・タイミング」や「君となら」のような死ぬほど笑える舞台が是非見たいです。
監督 三谷 幸喜
出演 佐藤 浩市
妻夫木 聡
深津 絵里
西田 敏行
2008年 日本
暗黒界のボスの愛人に手を出した男ビンゴが命を助けてもらう代償に、伝説の殺し屋デラ富樫を探し出すのだが・・・
前作「有頂天ホテル」のこともあり、今回見に行くのをためらっていましたが、三谷ファンとしちゃね・・・と見に行きました。
「有頂天ホテル」同様、決して面白くないわけではないのだけれど、すっきりしないものが残る映画でした。
実際笑ったのは、前半のデラ富樫がボス初めて会う辺りまでで、その先はさほど笑わなかったな~(クスリと笑う事はあったんだけれどね!)
そして、実に残念だったあのラスト・・・
いままでない、コミカルな役も本当に上手く演じていた佐藤 浩市さんをあんな中途半端な感じで終わらせて欲しくなかった・・・
そして、このタイトル「ザ・マジックアワー」をつけた、村田が愛してやまない往年の大スターと出会うくだりももうちょっとふくらませてくれれば、感情移入もできたんだけれど、あれでは泣けないしね・・・
ビリー・ワイルダーの「あなただけ今晩は」と似たようなセットで、監督のビリーワイルダーへのオマージュも分かるし(実際ひまひまも、ビリー・ワイルダーでは「あなただけ今晩は」が一番好き!)「アンタッチャブル」や市川監督に対する、エンドロールの作りも分かるのだけれど、ひまひまには「三谷監督はやはり映画が好きなのね~」とどうも、監督はこれだけやって楽しかったんだろうな~という、なんともヘンテコな印象が残ったわ・・・
これ、映画にしなきゃいけなかった?
舞台だったら、もっと面白かっただろうね~
三谷さ~ん!映画は止めて舞台だけにしてくださ~い。
ひまひまは「バッド・ニュース★グッド・タイミング」や「君となら」のような死ぬほど笑える舞台が是非見たいです。
確かに、あの出会いは若干安易でしたよね。
あんな風に会うって何かあまりに偶然過ぎるもんね(笑)
>監督のビリーワイルダーへのオマージュも分かるし(実際ひまひまも、ビリー・ワイルダーでは「あなただけ今晩は」が一番好き!)「アンタッチャブル」や市川監督に対する、エンドロールの作りも分かるのだけれど、
おそらく、ひまひまさんは目が肥えてるから、物足りなかったのかもしれませんね。
私は「黒い10人の女」のパロディー「黒い101人の女」のようなああいう重箱の隅、みたいな笑いが結構好きなので、クスクス笑いながら見ていました。
>いままでない、コミカルな役も本当に上手く演じていた佐藤 浩市さんをあんな中途半端な感じで終わらせて欲しくなかった・・・
結局、ラストは映画作りの裏方さんたちに花を持たせたような終わり方でしたよね。
私は、「ザ・マジックアワー」の意味がそこにあるような気がして、結構気に入ってるんです。
誰にでも輝く瞬間がある、ということ。
だから、何もかも失ったやくざのボスに、マリがついていったんだと思うし…
そういう意味で、テーマが一貫してる気がしました。
素人目線なのかもしれませんが^^;
今回の、ひまひまの見方はとても偏屈で、素直じゃないんだと思います。
決して面白くないわけではないと書いたのもそこで、ひまひまには監督の映画のストーリーよりも映画に対する思いが強い感じがして、ちょっとうざったい気がしたんです。
だから、とても残念だったわ~