今日の一枚

 小さな幸せを
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お風呂屋さん4

2014-04-05 18:03:28 | 昭和31年生まれ
 尼崎の長屋住まいの我が家にはもちろんお風呂なんてものはない。

夕方になると風呂桶に石鹸、タオル。バスタオルに着替えの下着を巻いて、

抱えるようにして・・?いくらだったかな~~35円とか55円とか??ぐらい

脱衣場では鍵のかかる箱を重ねたような荷物入れがあって(^^)

寒い冬などは、なるべく風呂場に近い場所をとろうとしたものですけど・・

 私の行っていた銭湯はもちろん富士山の絵が描いてあって、両際に洗い場、真中に浅めの湯船と深め湯船がありました。

小さい頃は父親と男性風呂に入っていて・・小学校の2年生くらいまででしょうか。

母が体が弱くて、一緒にお風呂屋さんには行ったことはありません。

父親といつまでも入れませんので、ひとりで行くようになったのは早かったと思います。

小さい頃は浅めの湯船、5年生くらいから深めの湯船に入っていたような・・ずいぶん昔の話です。

 面倒くさがりの私にはそれほど好きな時間ではなかったように思います。

その頃からお家が好きだったというか、きっと一人が好きだったのでしょうね。

多くの人といるとストレスを感じていたのかもしれません。まして裸(^^;きっと恐怖さえ覚えていたかもしれません(^^)

 でもお友達と一緒に行くこともありました。

ついつい帰るのが遅くなって、お友達の親御さんが迎えに来たことがありました。

私より遠いお家のお友達だったので、心配されたのでしょうね。

怒られたようです。怒っていたように見えたのです私には。

父にそのことを話すと、私は「なんで一緒に謝らないんだ」って叱られました。

私は自分がとっても悪い子のように思い、辛かったのを覚えています。

そんなことを言われても、どのタイミングで謝ればいいのか?とてもわからないって思ったのです。

それから、お友達とお風呂屋さんに行かなくなったように思う(-_-;)



 


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